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4月15日(木)

2021年4月15日 12時41分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯖のみそ煮、おひたし、鶏すき焼き風煮です。魚屋さんで売っている「サバ」の種類は何種類あるでしょうか。正解は3種類です。「マサバ」「ゴマサバ」「タイセイヨウサバ」です。一般的にサバと言えば、マサバのことを言います。タイセイヨウサバと似ていますが、背中の模様が細くて少し薄いので区別できます。ゴマサバは、名前のとおり体の下半分にゴマのような黒い点があります。タイセイヨウサバは、北極に近いノルウェーあたりで獲れるので、ノルウェーサバとも呼ばれています。背中にあるくっきりとした太くて濃いしま模様が特徴です。サバの脂には、体の中の血液をサラサラにしたり、頭の働きをよくしたりする成分がたくさん含まれています。今日の給食は、サバをみそやしょうゆ、砂糖といっしょに煮た「みそ煮」です。

4月14日(水)

2021年4月14日 12時43分

 今日の給食は、黒糖パン、牛乳、鶏肉の照り焼き、春野菜のサラダ、ミネストローネスープです。今日のミネストローネスープには、パセリが入っています。パセリは、16世紀にオランダから伝わり、明治時代に栽培が始まりました。長野県、千葉県、静岡県、茨城県などで採れます。パセリは、みじん切りにしてスープやサラダに入れたり、生のまま料理の彩りに使われることが多いです。主に、体の調子を整える働きがあります。また、ビタミンAを多く含み、目の働きを助けてくれたり、肌の調子をよくしてくれたりします。その他にも、風邪などの病気にかかりにくくするビタミンCも多く含んでいます。

4月13日(火)

2021年4月13日 13時07分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、八宝菜、卵とレタスの中華スープ、プリンです。今日は、卵のお話です。ニワトリが人間に飼われ始めたのは、紀元前2000年以前と言われ、とても古いつきあいです。日本では、「古事記」という本にニワトリのことが書かれています。初めはペットや時間を知らせる目的で飼われていたようです。その後一部の貴族の間で卵を食べていたそうですが、奈良時代に禁止され、室町時代に日本に来た宣教師たちによって、カステラやマルボーロなどのお菓子が伝えられたそうです。江戸時代には、幕府の許可により一般の人々の生活に入ってきました。明治時代になるといろいろな品種のニワトリが外国から輸入され、養殖がさかんになりました。そのころは卵が貴重品で、病気の人のお見舞いに持って行くほどで値段も高かったそうです。今では養鶏場でたくさんの卵ができ、値段も安くなり、誰もが毎日のように食べられるようになっています。

4月12日(月)

2021年4月12日 12時46分

 今日の給食は、わかめごはん、牛乳、アジフライ、ごま酢あえ、玉ねぎのみそ汁です。新玉ねぎは、春先にとれる玉ねぎのことを言います。乾燥させずにすぐに出荷したもので、柔らかく水分が多くて甘味が強く、今だけのみずみずしいおいしさがあります。一般的に乾燥させる玉ねぎは「黄玉ねぎ」で、新玉ねぎとして出荷されるものの多くは、「白玉ねぎ」という品種だそうです。玉ねぎの生産量が多いのは、ダントツで北海道、そして佐賀県、兵庫県と続きます。玉ねぎは、世界のあらゆる料理に使われます。日本でも、主役になることは少ないものの、料理に欠かせない野菜です。今日はみそ汁に入れています。味わってみてください。

3月23日(火)

2021年3月23日 12時05分

 今日の給食は、炊き込みごはん、牛乳、ひれカツ、紅白なます、鯛と湯葉のすまし汁、お祝いケーキです。今日は卒業お祝い献立です。明日卒業証書授与式を迎える6年生の皆さんをお祝いしましょう。卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。皆さんは、これまでの学校生活でたくさんのことを学んできたと思います。今後、自分自身で食べるものを選んだり、作ったりする機会が増えてきます。食べることを大切にして、元気で充実した毎日を送ってください。在校生の皆さん、この一年間を振り返って、できたことはこれからも続けて、できなかったことはなぜできなかったのかを考えて、来年度は改善できるようにがんばりましょう。今年度最後の給食を楽しんで食べてくださいね。

3月22日(月)

2021年3月22日 12時39分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鮭の塩焼き、切干大根のサラダ、肉じゃがです。皆さんは、食べ物の好き嫌いはありますか。苦手な食べ物を避けて好きな食べ物だけを選んでいては、栄養に偏りが出てしまいます。苦手な食べ物を食べることは簡単ではありませんが、一度食べて苦手と感じても、あきらめずにいろいろな料理で食べてみましょう。そうすると、そのうちに食べられるようになるかもしれません。また、お腹が空いていなければ、苦手な食べ物を食べようという気持ちも起きないので、間食をとり過ぎないようにして、勉強や運動に取り組み、お腹が空くようにしましょう。

3月19日(金)

2021年3月19日 12時35分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉のカレー焼き、海藻サラダ、じゃが芋のみそ汁です。じゃが芋の原産は南米アンデス山脈の高い地域と言われています。16世紀には、スペイン人によってヨーロッパにもたらされました。日本には、1600年頃にオランダ船によりジャカルタ港から運ばれてきました。「ジャカルタから来た芋」として「じゃがたら芋」さらに「じゃが芋」と呼ばれるようになったという説があります。その当時の日本では、食べるためではなく、観賞用として栽培されていたそうです。日本では北海道が最大の生産地で、春に植え付けて夏の終わりから秋にかけて収穫されます。保存食として、加工食品の原料として多く利用されています。

3月18日(木)

2021年3月18日 12時36分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、春巻き、ひじきサラダ、卵スープです。小松菜は東京都の小松川という地名がもとになったと言われています。小松菜は他にも、「冬菜」「雪菜」「うぐいす菜」とも言います。小松菜は、ほうれん草の約3倍ものカルシウムを含み、ビタミンや鉄分も豊富です。ほうれん草はアクをとるためにゆでてから料理に使いますが、小松菜はゆでなくても使えるので、手軽に使えて便利です。冬が旬のアブラナ科の野菜ですが、今では栽培方法が工夫され、一年中食べることができます。今日はゆでた小松菜を刻んでひじきサラダに入れました。ひじきもカルシウムや鉄分がたっぷり含まれています。

3月17日(水)

2021年3月17日 13時03分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛の磯辺揚げ、アーモンドあえ、のっぺい汁です。のっぺい汁は島根県津和野地方から伝わったとされ、岩手県、新潟県、栃木県、奈良県など各地の郷土料理としても食べられています。人の集まる行事の時によく作られます。作り方はだしをとり、鶏肉、里芋、にんじん、大根、しいたけ、こんにゃくなどを煮込み、しょうゆや塩で味を調え、最後にとろみをつけることが多いです。具材は地域によって様々ですが、共通して里芋を使うのが特徴です。

3月16日(火)

2021年3月16日 12時59分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉の唐揚げ、ツナ昆布あえ、じゃこボールのみそ汁です。えのきたけは、びんに菌糸を植え付ける「接種」という作業をしてから、約50日で収穫できます。芽が出て、2~3㎝になると、横に広がらないように筒状のものをかぶせて、頭が出るくらいまで成長したら収穫します。天然のえのきたけは、エノキや柿などの枯れ木や切り株に生え、茶色でかさが大きいのが特徴です。この天然のえのきたけとかけ合わせた「ブラウンえのき」も栽培されています。えのきたけは、きのこの中でも特に疲労回復に効果のあるビタミンB1がたくさん含まれています。今日は高光地区で獲れたえのきたけをみそ汁に入れました。地元で栽培されたえのきたけを味わって食べてください。