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12月17日(木)

2020年12月17日 13時04分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉の梅焼き、酢の物、おでんです。おでんは地域によって様々な具材を入れて作られます。北海道では昆布だしでホタテやつぶ貝などの貝類を入れるそうです。関東ではかつお節のだしとこいくちしょうゆで、小麦粉に塩と水をこねて棒状にした「ちくわぶ」や練り物のはんぺんを入れます。名古屋では八丁みそで作る甘辛い汁が特徴です。関西地方では昆布だしとうすくちしょうゆのつゆ、山陰地方ではあごだしを使ったり、四国ではじゃこ天を入れたりと、各地域の特徴があります。皆さんの家では、どんな具材を入れますか?

12月16日(水)

2020年12月16日 12時58分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛の甘酢あんかけ、肉団子スープ、みかんです。今日は地産地消の日、がんばろう宇和島~鯛の日~献立です。みかんは愛媛県を代表する果物で、生産量は全国で第2位です。温暖な気候と海からの潮風によって甘いみかんが育ちます。みかんにはビタミンCが多く、冬のビタミン供給源として欠かせない果物ですね。血管を丈夫にしたり、粘膜を強くしたりする働きがあります。水溶性と不溶性の食物繊維もバランスよく含まれています。みかんやいよかんの皮と果汁を混ぜたえさで育った「みかんフィッシュ」は臭みがなく、さわやかな味になります。

12月15日(火)

2020年12月15日 12時03分

 今日の給食は、麦ごはん、牛乳、チキンカレーかみかみサラダです。皆さんは、食事の時によくかんで食べていますか?現代の食事内容は、どちらかというとやわらかい食べ物が多く、また、やわらかいものが好まれる傾向があります。そのため、数回噛んだだけで飲み込めてしまう食べ物もあります。例えば、ファストフードのハンバーガーなどは、あまり噛まなくても飲み込むことができてしまいます。では、よく噛んで食べるためにはどうしたらいいでしょうか。食材を大きく切ると噛みごたえが出て、噛む習慣がつきます。今日は噛みごたえのある食材を使ったかみかみサラダにしました。固いものも食事に取り入れて、噛むことを意識しましょう。

12月14日(月)

2020年12月14日 12時51分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鰤の照り焼き、糸寒天の酢の物、水炊きです。今日は水産の日献立です。愛媛県産の鰤を照り焼きにしました。鰤は体の長さが1メートルほどの大きな魚です。体重は10㎏ほどあります。背中は暗い青色、お腹は銀色がかった白っぽい色で、その境目には黄色の帯があります。鰤の養殖は約80年前に愛媛県で始まりました。鰤は1年中お店に並んでいますが、全国で生産される鰤のうち、養殖が半数以上を占めています。切身を選ぶ時には、血合いが濃く、身が光っているものを選びましょう。一匹まるごと選ぶ場合は、身が締まって、尾びれがピーンとしているものがおいしい鰤の見分け方です。鰤の旬は冬です。旬のおいしい鰤を味わってください。

12月11日(金)

2020年12月11日 12時33分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、豚肉のゆず風味、じゃこサラダ、高野豆腐の煮物です。大豆は栄養豊富で、たんぱく質、脂質、ビタミンB群、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄の他、食物繊維などを含んでいます。豆腐は大豆をつぶして、にがりで固めたものです。高野豆腐は豆腐を凍らせて、低温で熟成、乾燥したもので、冬の寒さで凍ってしまった豆腐を食べたのが始まりだと言われています。北海道では一夜(いちや)凍り、東北地方では凍(し)み豆腐、大阪ではちはや豆腐など、いろいろな名称で呼ばれています。高野豆腐はスポンジ状になっているので、だしをたっぷりと吸っておいしくなります。栄養満点の高野豆腐を食べてください。

12月10日(木)

2020年12月10日 13時01分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉のカレー焼き、ツナサラダ、ミネストローネです。鶏肉のカレー焼きにはしょうがとにんにくを使って下味をつけています。しょうがの辛みと香りの成分には、いろいろな働きがあります。血液の流れをよくする働きがあるため、冷えた体を温めて体の代謝をよくしたり、肉をやわらかくしたり、臭みをとったりする効果もあります。食欲増進効果もあります。にんにくに含まれる「アリシン」は疲れをとる働きがあるビタミンB1の吸収を助けます。しょうがやにんにくなどの香味野菜は、料理の風味づけだけでなく、栄養面でもよい働きをしてくれます。

12月9日(水)

2020年12月10日 12時50分

 今日の給食は、裸麦パン、牛乳、鯛のフリッター、ほうれん草とコーンのサラダ、ポトフです。今日は12月1回目のがんばろう宇和島~鯛の日~献立です。鯛をフリッターにしました。フリッターは洋風の揚げ物のことです。ほうれん草は気温が低い時に糖などをためて、冬に向けて甘味が増すと言われています。ほうれん草は寒さに強く、収穫する前に寒さにさらすことで、甘味を引き出す「寒じめ栽培」という方法もあります。冬のほうれん草は栄養価が高く、葉もやわらかくて一年の中で一番おいしくなっています。今が旬のほうれん草を味わっていただきましょう。

12月8日(火)

2020年12月8日 12時50分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、焼ギョーザ、焼きビーフン、卵スープです。食品の期限表示には、おいしく食べることができる「賞味期限」と、期限を過ぎたら食べない方がよい「消費期限」があります。卵の賞味期限は、安心して生で食べられる期限とされています。ただし、保存状態によって違うため、冷蔵庫に保存して早めに使いましょう。賞味期限が過ぎたら、ゆでたり炒めたりして、しっかり加熱処理をして食べましょう。

12月7日(月)

2020年12月7日 12時37分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、いかの天ぷら、なます、里芋のみそ汁です。北海道や青森県のいかをとる漁師は、いか釣り漁船でいかの群れを追いかけて漁をします。いか漁は、暗い夜の海で、昼間のように明るいライトを照らしていかを集め、機械で巻き上げて行います。海を光で照らすと小魚は明るい光のあるところに集まり、それを追って、いかも光のあるところに集まります。漁を行う時の火を「漁火」と言いますが、とても強い光で、人工衛星からも確認できるのだそうです。

12月4日(金)

2020年12月4日 12時44分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鮭の塩焼き、さつま芋サラダ、豚汁です。鮭の仲間には、ベニザケ、シロザケ、カラフトマス、マスノスケなどがあり、それぞれ特有のおいしさがあります。身の色が赤いベニザケは日本近海では獲れず、チリ、ノルウェー、ロシアなどから輸入されています。日本近海で獲れるのはそのほとんどがシロザケです。鮭は白身魚、赤身魚のどちらでしょうか。正解は白身魚です。鮭が食べている動物プランクトンに含まれる「アスタキサンチン」という天然の赤い色素によってピンク色や赤色になります。カルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含まれています。今日は鮭を塩焼きにしました。