ブログ

5月19日(水)

2021年5月19日 12時36分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、かつおの南蛮漬け、なめたけあえ、たけのこのみそ汁です。かつおは、1mにもなる大きな魚で、1年に2回旬があります。かつおは、南の海で生まれ、毎年3月頃に日本の九州辺りにやってきます。それから、5月頃には関東近くの海にまでやってきます。これを「初がつお」と呼び、5月から6月が旬です。そして秋になると、南に戻っていきます。そのときのかつおを「戻りがつお」と呼びます。初がつおは、戻りがつおに比べて脂が少なく、さっぱりとした味わいです。かつおには、みんなの体の筋肉をつくったり、体の疲れを吹き飛ばしてくれる栄養がたくさん含まれています。

5月18日(火)

2021年5月18日 16時50分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、和風きんぴら包み焼き、きゅうりの酢の物、豆腐の五目あんかけです。豆腐は、一丁二丁と数えます。豆腐の一丁は、およそ400gで給食の牛乳2パック分の大きさになります。なぜ豆腐を一丁二丁と呼ぶか不思議ですよね。実は、この「丁」には、偶数という意味があるそうです。昔ながらの豆腐の作り方だと、まず2升(約3㎏)の大豆を使って大きな豆腐を作り、それを縦横十文字に切って4等分し、その切り分けた4分の1を横に3つ、縦に4つ切って12丁にします。これが4つあるので、合計48丁できます。このように数が全て偶数になっていることから、一丁二丁と呼ぶようになったと言われています。

5月17日(月)

2021年5月17日 12時43分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、豚キムチ、棒棒鶏サラダ、トマトと卵のスープです。キムチと言えば、韓国を代表する漬物です。白菜やきゅうり、大根など、いろいろな野菜のキムチがありますが、普通にキムチと言えば、白菜キムチのことです。韓国では「ペチュキムチ」と言います。キムチは、ヨーグルトやみそのように、発酵食品の一つで、乳酸菌やビタミンが多く、体に良い食べ物ですが、塩分が多いので、食べ過ぎは禁物です。キムチの辛みや旨味、香りが食欲をそそりますね。

5月14日(金)

2021年5月14日 12時28分

 今日の給食は、カレーピラフ、牛乳、海藻サラダ、かぼちゃのポタージュです。「ポタージュ」は、フランス料理で「スープ」のことを言います。日本では、とろみのついたスープを「ポタージュ」と呼び、透き通ったものは「コンソメ」と呼びます。しかし、フランスでは、どちらも「ポタージュ」です。とろみのついたものは、「ポタージュ・リエ」、透き通ったものは、「ポタージュ・クレール」と呼びます。日本では、コーンをたくさん使った「コーンポタージュ」がよく知られています。しかし、今日の給食のように、かぼちゃを使って作る「パンプキンポタージュ」やにんじんを裏ごして作る「キャロットポタージュ」、じゃがいもを裏ごして、冷やして作る「ビシソワーズ」などの仲間もあります。

5月13日(木)

2021年5月13日 13時07分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛のオニオンソース、アスパラといんげんのピーナッツあえ、筑前煮です。ピーナッツは、南京豆とも言い、ナッツの中ではよく知られています。そのまま食べたり、お菓子などの材料や今日の給食のようにあえ物に使ったりします。ピーナッツには、脂肪、たんぱく質、ビタミンB1などの栄養がたくさん含まれています。日本でも、縄文時代からナッツ類は主食として食べられていました。栗、くるみ、どんぐり、とちの実なども多く食べられていたようです。日本では、千葉県や茨城県などでピーナッツが多く生産されています。

5月12日(水)

2021年5月12日 12時43分

 今日の給食は、黒糖パン、牛乳、チキンメンチカツ、スパゲッティナポリタン、スナップえんどうのサラダです。スナップえんどうは、春が旬の食材です。スナップえんどうの「スナップ」は、英語で「ポキッと折る、パチッという音」の意味があります。スナップえんどうは、えんどう豆の一種で、アメリカから入ってきた新しい品種です。さやは肉厚で、熱しても「さや」と言って豆が入っている袋の部分も「豆」も柔らかいため、さやごと食べることができ、サクサクとした食感を楽しむことができます。さっと塩ゆですると、鮮やかな緑が楽しめ、甘味と風味が豊かなことから肉料理の付け合わせやサラダなどに多く使われています。今日の給食にも、サラダの中の入っています。旬を感じながら食べてみてください。

5月11日(火)

2021年5月11日 12時33分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、きびなごの天ぷら、シーザーサラダ風、豚肉のピリ辛スープです。きびなごは、にしんやうるめいわしと同じ仲間の魚です。鹿児島では、「帯」のことを「きび」と言うので、体に青白い帯を持つこの魚のことを「きびの小魚」と呼ぶようになり、「きびなご」と呼ばれるようになったと言われています。三重県では「きみなご」、沼津では「まごいわし」、和歌山では「キッポ」と呼ばれています。きびなごは、とてもデリケートな魚なので、飼育するのが難しいそうです。水族館でも長い期間の飼育に成功した例はないそうです。きれいな水の中でしか生きられないきびなごなので、将来食べることができなくなるかもしれない魚の一つです。いつまでもおいしい魚を食べるために、皆さんの手できれいな海を守りましょう。

5月10日(月)

2021年5月10日 12時52分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、蒸ししゅうまい、チンジャオロースー、中華サラダです。しゅうまいは、中国では「点心」と言って、食事と食事の間に、ちょっとお腹がすいたときに食べる食べ物だそうです。日本で言えば、おやつと同じようなものです。日本で食べられるようになったのは、昭和の初め、横浜が最初だそうです。しゅうまいは蒸して作るのに、漢字で「焼く」という字に「売る」と書きます。それはなぜだと思いますか。「焼く」という字の中国語の意味には、強く熱する、加熱するという意味があるからだそうです。

5月7日(金)

2021年5月7日 12時34分

 今日の給食は、ひじきと麦の炊き込みごはん、牛乳、ハンバーグ、にんじんとコーンのサラダ、じゃが芋とベーコンのスープ、こいボーロです。5月5日は、端午の節句でした。この日は、こいのぼりを立て、かぶとやよろいを飾り、ちまきやかしわもちを食べて祝います。ちまきは、もち米やもちを笹の葉で巻いて蒸したもので、中国の政治家の命日の5月5日に作って、災いをよける風習がありました。その後、日本に伝わってきたものです。かしわもちは、白もちをかしわの葉に挟んで蒸したもので、かしわの葉は、新しい芽が出ないと古い葉が落ちないことから、家族が絶えないで、元気に続くようにと子孫繁栄の縁起物として食べられています。今日は、こどもの日にちなんで、こいボーロが給食に登場しています。

5月6日(木)

2021年5月6日 12時40分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、さんまかぼす煮、キャベツとじゃこの甘酢あえ、茎わかめの煮物です。さんまは、細長いお腹が銀色に光って、刀のように反り返っていることから、漢字では「秋」と「刀」と「魚」と書いて、さんまと呼びます。さんまは、夏バテを回復させるスタミナ補給の食べ物としても知られています。特に、さんまの脂には、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。また、貧血防止にも大変効果があり、健康に良い「あぶら」と言えます。さんまは、生活習慣病を予防するEPAやDHAの宝庫としてよく知られています。