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3月22日(月)

2021年3月22日 12時39分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鮭の塩焼き、切干大根のサラダ、肉じゃがです。皆さんは、食べ物の好き嫌いはありますか。苦手な食べ物を避けて好きな食べ物だけを選んでいては、栄養に偏りが出てしまいます。苦手な食べ物を食べることは簡単ではありませんが、一度食べて苦手と感じても、あきらめずにいろいろな料理で食べてみましょう。そうすると、そのうちに食べられるようになるかもしれません。また、お腹が空いていなければ、苦手な食べ物を食べようという気持ちも起きないので、間食をとり過ぎないようにして、勉強や運動に取り組み、お腹が空くようにしましょう。

3月19日(金)

2021年3月19日 12時35分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉のカレー焼き、海藻サラダ、じゃが芋のみそ汁です。じゃが芋の原産は南米アンデス山脈の高い地域と言われています。16世紀には、スペイン人によってヨーロッパにもたらされました。日本には、1600年頃にオランダ船によりジャカルタ港から運ばれてきました。「ジャカルタから来た芋」として「じゃがたら芋」さらに「じゃが芋」と呼ばれるようになったという説があります。その当時の日本では、食べるためではなく、観賞用として栽培されていたそうです。日本では北海道が最大の生産地で、春に植え付けて夏の終わりから秋にかけて収穫されます。保存食として、加工食品の原料として多く利用されています。

3月18日(木)

2021年3月18日 12時36分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、春巻き、ひじきサラダ、卵スープです。小松菜は東京都の小松川という地名がもとになったと言われています。小松菜は他にも、「冬菜」「雪菜」「うぐいす菜」とも言います。小松菜は、ほうれん草の約3倍ものカルシウムを含み、ビタミンや鉄分も豊富です。ほうれん草はアクをとるためにゆでてから料理に使いますが、小松菜はゆでなくても使えるので、手軽に使えて便利です。冬が旬のアブラナ科の野菜ですが、今では栽培方法が工夫され、一年中食べることができます。今日はゆでた小松菜を刻んでひじきサラダに入れました。ひじきもカルシウムや鉄分がたっぷり含まれています。

3月17日(水)

2021年3月17日 13時03分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛の磯辺揚げ、アーモンドあえ、のっぺい汁です。のっぺい汁は島根県津和野地方から伝わったとされ、岩手県、新潟県、栃木県、奈良県など各地の郷土料理としても食べられています。人の集まる行事の時によく作られます。作り方はだしをとり、鶏肉、里芋、にんじん、大根、しいたけ、こんにゃくなどを煮込み、しょうゆや塩で味を調え、最後にとろみをつけることが多いです。具材は地域によって様々ですが、共通して里芋を使うのが特徴です。

3月16日(火)

2021年3月16日 12時59分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉の唐揚げ、ツナ昆布あえ、じゃこボールのみそ汁です。えのきたけは、びんに菌糸を植え付ける「接種」という作業をしてから、約50日で収穫できます。芽が出て、2~3㎝になると、横に広がらないように筒状のものをかぶせて、頭が出るくらいまで成長したら収穫します。天然のえのきたけは、エノキや柿などの枯れ木や切り株に生え、茶色でかさが大きいのが特徴です。この天然のえのきたけとかけ合わせた「ブラウンえのき」も栽培されています。えのきたけは、きのこの中でも特に疲労回復に効果のあるビタミンB1がたくさん含まれています。今日は高光地区で獲れたえのきたけをみそ汁に入れました。地元で栽培されたえのきたけを味わって食べてください。

3月15日(月)

2021年3月15日 12時37分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛の塩焼き、酢の物、沢煮椀です。マダイはお祝い事には欠かせない縁起のよい魚です。七福神の中で、漁業や商売の神様である恵比寿さんが釣り上げて、脇に抱えているのも鯛ですね。「めでたい」という言葉から、鯛がお祝いの食材として使われることや、マダイの赤い色や堂々とした姿、淡白なうま味などの評価を受けて「魚の王様」と言われているのでしょう。魚にはおいしい時期があり、それを旬と言います。マダイに旬は冬から春にかけてです。特に、卵を産む前の春のマダイは「桜ダイ」と呼ばれ、一番おいしいと言われています。マダイは愛媛県の県魚で、宇和島市は鯛の養殖がとても盛んですね。今日は鯛を塩焼きにしました。遊子地区で獲れた鯛を味わってください。

3月12日(金)

2021年3月12日 12時02分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、きびなごのごま揚げ、ポテトサラダ、けんちん汁です。日本で獲れる昆布の90%以上は、北海道のものです。江戸時代後期に、漢方薬として当時の中国に船で輸出されました。その船が富山県や沖縄県などに立ち寄ったことで、昆布は日本全国で食べられるようになりました。種類も多く、マコンブ、ホソメコンブ、リシリコンブ、ミツイシコンブなどがあります。昆布漁は、漁師が小さい船に乗り、長い竿のような道具を使って巻き付けて獲ります。収穫した昆布は太陽の下で干すことでうまみが増し、料理やだしに使われます。今日のけんちん汁は昆布とかつお節でだしをとりました。だしの風味を味わって食べてください。

3月11日(木)

2021年3月11日 12時38分

 今日の給食は、もち麦ごはん、牛乳、あぶ玉丼、じゃこあえです。今日のじゃこあえに使っている「ちりめんじゃこ」の「ちりめん」とはちぢれた絹織物のことです。では、「じゃこ」とは何を意味しているでしょうか。じゃことは、小魚のことを意味する「雑魚(ざこ)」がなまった言葉です。カタクチイワシやマイワシなど、イワシの子どもは白く透明なので、「しらす」と呼び、ちりめんじゃこに使われます。しらすを塩水で煮詰めて、冷ましたものを太陽の下で干したり、機械で乾燥させたものが「ちりめんじゃこ」です。主に関西ではしっかり乾燥されたものが食べられ、関東では「しらす干し」という少し水分を残した柔らかいものが多く食べられています。小魚のカルシウムがたっぷりとれる海の恵みを味わっていただきましょう。

3月10日(水)

2021年3月10日 13時02分

 今日の給食は、丸型コッペパン、牛乳、ポテトコロッケ、フレンチサラダ、肉団子のトマト煮、ウスターソース小袋です。キャベツはアクがなく、甘味があり、様々な料理に使えます。加熱するとかさが減り、たくさん食べられますが、水溶性のビタミンCやビタミンUをとるには、生で食べるのがおすすめです。また、芯にも栄養があるので薄切りにしたり、細かく刻んだりして使いましょう。季節によって春キャベツと冬キャベツがあります。春キャベツは葉がみずみずしく、やわらかいのが特徴です。軽くて巻きは緩めです。サラダなど生で食べるのに向いています。冬キャベツは、葉が厚く、巻きはかためで形は平たいものが多い特徴があります。甘味があり、煮込み料理に向いています。

3月9日(火)

2021年3月9日 12時44分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、和風きんぴら包焼き、ブロッコリーのごまあえ、ほうれん草のみそ汁です。日本人の主食である米のたんぱく質には、リジンというアミノ酸が不足しています。一方で、大豆のたんぱく質にはそのリジンが多く含まれるので、大豆と米を一緒に食べることで、足りない部分を補い合ってくれます。昔から食べられてきたごはんとみそ汁の組み合わせは、栄養面でも相性のよい食べ方だったのです。大豆は煮る、煎る、砕く、しぼる、発酵させるなど、さまざまな加工をして食べられてきました。大豆の代表的な加工食品には、豆乳や豆腐、納豆、みそ、しょうゆ、煎り大豆やきな粉、油などがあります。変身上手な大豆をいろいろな食品で食べましょう。