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2月16日(火)

2021年2月16日 12時34分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉のから揚げ、枝豆とチーズのサラダ、沢煮椀です。枝豆とは、大豆の若いときに収穫したものです。枝豆と大豆の栄養についての大きな違いは、ビタミンCとたんぱく質です。ビタミンCは主に体の中に体の調子を整える働きのある栄養素です。枝豆にはビタミンCがありますが、大豆にはほとんどありません。しかし、体をつくる働きのあるたんぱく質は大豆の方が多く含まれています。今月の献立表をよく見ると、大豆は赤の「血や肉をつくる」食べ物に分類されていますが、枝豆は緑の「体の調子を整える」食べ物に分類されています。確認してみましょう。

2月15日(月)

2021年2月15日 14時13分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、シューマイ、大根サラダ、鶏すき焼きです。寒さや乾燥、雪など、作物にとって過ごしにくい冬は、土の中で育つ根菜類と、霜にあたることで甘みや栄養が増す、白菜やほうれん草などの葉物野菜が旬を迎えます。冬にとれる野菜には、体を温める効果があったり、便秘を防ぐ食物繊維、風邪の予防に役立つビタミンAやCを含んでいるものが多くあります。鍋料理やスープにして、体の中から温まりたいですね。今日の鶏すき焼きには、にんじん、玉ねぎ、ごぼう、白菜、長ネギが入っています。  

2月12日(金)

2021年2月12日 12時36分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉の照り焼き、ポテトサラダ、白菜のみそ汁です。皆さんは、正しいはしの持ち方ができていますか。昔の人は、どうやったらはしが上手に使えるか、また美しく見えるかを一生懸命考えました。こうしてできあがったのが、今に伝わるはしの正しい持ち方です。はしは正しく持つことで、先が鳥のくちばしのようになり、そこを頂点にきれいな三角形ができます。この形で持つと、はしはその力を大いに発揮します。「はさむ」はもちろん、「つまむ」「切る」「さく」「割る」「混ぜる」「おさえる」「すくう」、さらには、のりなどを「まく」、魚の皮を「はがす」、骨を「はずす」といったすごい技もできます。正しいはしの持ち方は、はじめはなかなかできないかもしれません。でも、毎日練習していくと、そのよさもよく分かり、上手に使えるようになります。ぜひ正しいはしの持ち方をマスターして、はしを美しく使える人になりましょう。

2月10日(水)

2021年2月10日 13時04分

 今日の給食は、黒糖パン、牛乳、なすとトマトのグラタン、シャキシャキあえ、かぶのポトフ、バレンタインデザートです。ポトフは、フランス語で「火にかけた鍋」という意味です。肉や野菜を長い時間をかけてじっくり煮込んだフランスの家庭料理です。日本のおでんと同じような料理です。ゆっくり煮込むので硬い肉でも柔らかくなっておいしく食べられます。にんじんや玉ねぎ、かぶなどの野菜を大きめに切って使います。切らずに丸ごと煮込む場合もあります。スープは塩コショウで味付けして肉や野菜のうまみを出します。今日のポトフは、本来のポトフのように時間をかけて煮込むことができないので、うまみがよく出るウインナーを使いました。野菜も小さく切って食べやすく、早く煮えるように工夫しています。寒い冬にはピッタリの料理です。また、今日はバレンタインのデザートもついています。

2月9日(火)

2021年2月9日 12時33分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、豚肉のしょうが炒め、おかかあえ、鯛入りすまし汁です。今日は今月2回目の「がんばろう宇和島~鯛の日~」献立です。今日はすまし汁に鯛を入れました。皆さんは、朝ごはんを食べていますか?朝ごはんには眠っていた脳や体を目覚めさせるスイッチを入れる役割があります。朝ごはんを食べると、体中に栄養がいきわたって、眠っているうちに下がっていた体温が上がり、一日を元気に活動するための準備ができます。頭と体、お腹のスイッチを入れて元気になるには、朝ごはんの栄養バランスも大切です。赤・黄・緑の食べ物を意識して食べましょう。

2月8日(月)

2021年2月8日 12時33分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯖のみぞれあんかけ、かぶのサラダ、里芋のそぼろ煮です。かぶは「かぶら」「すずな」などとも呼ばれ、春の七草の一つとして数えられています。秋から冬にかけて美味しい野菜です。大根と同じ仲間ですが、大根よりも繊維が細かく滑らかな食感で、煮込み料理にするとすぐに柔らかくなり崩れやすいのが特徴です。生のかぶには消化を助ける酵素が含まれているので、食べ過ぎなどで胃がもたれるときには薄切りにしたり、すりおろしたりして食べると効果があります。また、ガンを予防する成分も含んでいるので、おいしい季節にたくさん食べるようにしましょう。今日はかぶをサラダにしました。

2月5日(金)

2021年2月5日 12時52分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛の塩焼き、ほうれん草とえのきのサラダ、豚汁です。今日は2月の「がんばろう宇和島~鯛の日~」献立です。切り身の鯛を塩焼きにしました。ほうれん草は1年中お店でも売られていますが、旬は冬の野菜です。寒くなればなるほど茎が太くなり、葉は厚く濃い緑色になります。北風の中でもしっかり根を張り、栄養分をため込んで春の訪れを待っています。色が濃いのは、ビタミン類などの栄養分がたくさん含まれている証拠です。寒さで葉が凍ってしまわないように糖分が多くなるため甘みも強くなります。冬のほうれん草は栄養たっぷりでとてもおいしいです。今日はほうれん草とえのきたけでサラダにしました。給食でとっても人気のあるメニューです。残さず食べてください。

2月4日(木)

2021年2月4日 12時39分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、えびギョーザ、なます、大豆とうずらの煮物です。大豆は弥生時代から栽培されていた作物で、さまざまな食品や調味料に利用され、わたしたちの食生活に欠かすことのできない食べ物です。植物ですが、体をつくるもとになるたんぱく質を豊富に含み、「畑の肉」と呼ばれます。大豆からできる食べ物にはさまざまなものがあります。「豆乳」、「おから」、「湯葉」、「きなこ」、「みそ」、「しょうゆ」「納豆」、「厚揚げ」、「油揚げ」などがそうです。今日は大豆とうずらの卵で煮物にしました。たくさん食べて元気に大きくなってください。

2月3日(水)

2021年2月3日 13時06分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鰯の有馬煮、きゅうりの酢の物、けんちん汁、節分豆です。今年は2月2日が節分でした。節分が2月2日になるのは、何と124年ぶりのことだそうです。節分は名前の通り、季節を分ける日です。節分の翌日は立春といって、暦の上では春を意味します。古くは立春からが本当の新しい年だと考えられていて、豆をまいて鬼を追い払ったり、とげとげの葉を持つヒイラギという植物にイワシの頭を突き刺して門や軒下につるしたりして、家の中にある災いを外に出し、外からの災いを家の中に入れないようにして、1年の健康を願っています。最近では「恵方巻」が話題になり、日本中で食べられるようになりました。今日は、昔からある節分豆とイワシを使った料理にしました。しっかり食べて1年の健康を願いましょう。

2月2日(火)

2021年2月2日 12時43分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、トンカツ、フレンチサラダ、もやしの赤だしです。給食には、1年を通してほとんど毎日使う野菜があります。それは「にんじん」です。にんじんを毎日使う理由は、一つは色がきれいだからです。オレンジ色が料理の色を引き立て、おいしそうに見せてくれます。二つ目は栄養素です。にんじんを少し加えるだけで、カロテンをしっかり摂ることができます。カロテンは、体の中でビタミンAに変わる栄養素です。ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つ働きやガンの予防になります。今日の給食では、にんじんはサラダと赤だしの中に入っています。