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5月28日(金)

2021年5月28日 12時41分

 今日の給食は、七穀ごはん、牛乳、ポークカレー、ひじきと豆のツナサラダ、みかんジュースです。マグロは、よく刺身やにぎり寿司のネタ、煮つけなどで皆さんもよく知っている魚だと思います。マグロの種類は、「ビンナガマグロ」「キハダマグロ」「タイセイヨウマグロ」「ミナミマグロ」「メバチマグロ」「クロマグロ」「コシナガマグロ」の7種類がいます。その中で、ビンナガマグロは生で食べるには、味がよくないため、主に缶詰用に加工されています。アメリカでは、肉質が鶏肉に似ているので、「シーチキン」と呼ばれ、輸出されています。ビンナガマグロを使った缶詰を「ホワイトミートツナ」と言い、その他のマグロやカツオを使った缶詰を「ライトミートツナ」と呼びます。よく似ていますが、使っている魚の種類が違っています。

5月27日(木)

2021年5月27日 12時39分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛のオレンジ煮、シャキシャキあえ、卯の花の炒り煮です。今日は今月2回目の「がんばろう宇和島~鯛の日~」献立です。鯛の角切りに天ぷら粉を付けて揚げ、オレンジソースでからめました。今日のシャキシャキあえに入っているれんこんの栄養は、でんぷんが主ですが、ミネラルやビタミン類も含まれていて、体の調子を整える食べ物です。また、便秘を予防する食物繊維もたっぷり含まれています。れんこんのシャキシャキした歯触りを味わって、よく噛んでいただきましょう。また、れんこんは、沼に咲く「はす」の下にのびた茎です。茨城県や徳島県でたくさん栽培されています。れんこんは、泥の中を泳ぐようにして掘り出されます。しかもその時期は、10~12月の寒い時期ということで大変厳しい仕事なのです。感謝して食べたいですね。

5月26日(水)

2021年5月26日 12時33分

 今日の給食は、裸麦パン、牛乳、タンドリーチキン、コールスローサラダ、ポークビーンズです。「サラダ」という言葉は、どこから来たのでしょう。一番よく使われているのが、ラテン語で塩を意味する「サール」からきたという説です。もともとサラダは、野菜に塩をかけただけのものだったからでしょう。また、16世紀ころのフランスで使われていたカブトが「サラード」と呼ばれていたことから、サラダをあえたり、持ったりする入れ物が、そのカブトに似ていたところから名付けられたという説もあります。昔は塩味だけだったサラダも、時代とともにいろいろ変わってきました。ローマ時代には、オリーブ油も使われていたし、17世紀になると魚や肉の入ったものも作られるようになりました。フルーツサラダは今から200年ぐらい前には作られていたそうです。

5月25日(火)

2021年5月25日 13時21分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、さばの塩焼き、五色あえ、沢煮わんです。沢煮わんとは、いくつかの食材を取り合わせ、多めの煮汁でうす味に仕上げた煮物のことを言います。豚肉と千切り野菜を具にして塩味で作ります。沢煮わんの「沢」は、昔の言葉で「たくさん」という意味があります。千切りの具が、沢のような水の流れを表します。何種類もの野菜を使うのが習わしで、もともとは猟師が狩りに出る際に、保存食の豚の背脂肉を持って出かけ、それと千切りにした野菜とを調理したのが始まりです。背脂は、塩漬けにして持って行ったと考えられ、沢煮わんの味付けは塩味が多いです。

5月20日(木)

2021年5月20日 12時38分

 今日の給食は、麦ごはん、中華丼、焼きギョウザ、みかんジュースです。今では、おなじみのギョウザですが、日本に登場したのは、今から50年くらい前のことです。第二次世界大戦が終わって、中国から日本に帰ってきた兵隊が、闇市で売り出したのが始まりと言われています。ギョウザは、小麦粉で作った皮に、肉や野菜などを細かく切って、混ぜたものを包んだものです。水ギョウザ、焼きギョウザ、揚げギョウザなど、いろいろな調理方法で違った食べ方ができます。大きさや具を変えると、オリジナルのギョウザができます。家でも試してみると、面白いかもしれませんね。

5月19日(水)

2021年5月19日 12時36分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、かつおの南蛮漬け、なめたけあえ、たけのこのみそ汁です。かつおは、1mにもなる大きな魚で、1年に2回旬があります。かつおは、南の海で生まれ、毎年3月頃に日本の九州辺りにやってきます。それから、5月頃には関東近くの海にまでやってきます。これを「初がつお」と呼び、5月から6月が旬です。そして秋になると、南に戻っていきます。そのときのかつおを「戻りがつお」と呼びます。初がつおは、戻りがつおに比べて脂が少なく、さっぱりとした味わいです。かつおには、みんなの体の筋肉をつくったり、体の疲れを吹き飛ばしてくれる栄養がたくさん含まれています。

5月18日(火)

2021年5月18日 16時50分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、和風きんぴら包み焼き、きゅうりの酢の物、豆腐の五目あんかけです。豆腐は、一丁二丁と数えます。豆腐の一丁は、およそ400gで給食の牛乳2パック分の大きさになります。なぜ豆腐を一丁二丁と呼ぶか不思議ですよね。実は、この「丁」には、偶数という意味があるそうです。昔ながらの豆腐の作り方だと、まず2升(約3㎏)の大豆を使って大きな豆腐を作り、それを縦横十文字に切って4等分し、その切り分けた4分の1を横に3つ、縦に4つ切って12丁にします。これが4つあるので、合計48丁できます。このように数が全て偶数になっていることから、一丁二丁と呼ぶようになったと言われています。

5月17日(月)

2021年5月17日 12時43分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、豚キムチ、棒棒鶏サラダ、トマトと卵のスープです。キムチと言えば、韓国を代表する漬物です。白菜やきゅうり、大根など、いろいろな野菜のキムチがありますが、普通にキムチと言えば、白菜キムチのことです。韓国では「ペチュキムチ」と言います。キムチは、ヨーグルトやみそのように、発酵食品の一つで、乳酸菌やビタミンが多く、体に良い食べ物ですが、塩分が多いので、食べ過ぎは禁物です。キムチの辛みや旨味、香りが食欲をそそりますね。

5月14日(金)

2021年5月14日 12時28分

 今日の給食は、カレーピラフ、牛乳、海藻サラダ、かぼちゃのポタージュです。「ポタージュ」は、フランス料理で「スープ」のことを言います。日本では、とろみのついたスープを「ポタージュ」と呼び、透き通ったものは「コンソメ」と呼びます。しかし、フランスでは、どちらも「ポタージュ」です。とろみのついたものは、「ポタージュ・リエ」、透き通ったものは、「ポタージュ・クレール」と呼びます。日本では、コーンをたくさん使った「コーンポタージュ」がよく知られています。しかし、今日の給食のように、かぼちゃを使って作る「パンプキンポタージュ」やにんじんを裏ごして作る「キャロットポタージュ」、じゃがいもを裏ごして、冷やして作る「ビシソワーズ」などの仲間もあります。

5月13日(木)

2021年5月13日 13時07分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛のオニオンソース、アスパラといんげんのピーナッツあえ、筑前煮です。ピーナッツは、南京豆とも言い、ナッツの中ではよく知られています。そのまま食べたり、お菓子などの材料や今日の給食のようにあえ物に使ったりします。ピーナッツには、脂肪、たんぱく質、ビタミンB1などの栄養がたくさん含まれています。日本でも、縄文時代からナッツ類は主食として食べられていました。栗、くるみ、どんぐり、とちの実なども多く食べられていたようです。日本では、千葉県や茨城県などでピーナッツが多く生産されています。