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2月3日(水)

2021年2月3日 13時06分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鰯の有馬煮、きゅうりの酢の物、けんちん汁、節分豆です。今年は2月2日が節分でした。節分が2月2日になるのは、何と124年ぶりのことだそうです。節分は名前の通り、季節を分ける日です。節分の翌日は立春といって、暦の上では春を意味します。古くは立春からが本当の新しい年だと考えられていて、豆をまいて鬼を追い払ったり、とげとげの葉を持つヒイラギという植物にイワシの頭を突き刺して門や軒下につるしたりして、家の中にある災いを外に出し、外からの災いを家の中に入れないようにして、1年の健康を願っています。最近では「恵方巻」が話題になり、日本中で食べられるようになりました。今日は、昔からある節分豆とイワシを使った料理にしました。しっかり食べて1年の健康を願いましょう。

2月2日(火)

2021年2月2日 12時43分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、トンカツ、フレンチサラダ、もやしの赤だしです。給食には、1年を通してほとんど毎日使う野菜があります。それは「にんじん」です。にんじんを毎日使う理由は、一つは色がきれいだからです。オレンジ色が料理の色を引き立て、おいしそうに見せてくれます。二つ目は栄養素です。にんじんを少し加えるだけで、カロテンをしっかり摂ることができます。カロテンは、体の中でビタミンAに変わる栄養素です。ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つ働きやガンの予防になります。今日の給食では、にんじんはサラダと赤だしの中に入っています。

2月1日(月)

2021年2月1日 12時43分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、オムレツ、マカロニサラダ、豚肉のピリ辛スープです。今日から2月です。まだまだ寒い日が続いています。栄養バランスのよい食事で抵抗力を高め、病気に負けない丈夫な体をつくりましょう。寒くなると、窓を開けて換気するのがおっくうになりがちです。でも、換気をするのには理由があります。人がたくさんいる教室では、締め切ったままにすると次第に空気が汚れ、目に見えないほこりやちりがたくさん舞います。ほこりにはかぜのウイルスがついていることがあります。また、感染症は室内に漂うくしゃみやせきのしぶきを吸い込むことが感染の大きな原因になると考えられています。汚れた空気を吸っていると、集中力がなくなり、気分も悪くなります。特に、食事の前は、しっかり換気することが大切です。

1月29日(金)

2021年1月29日 12時35分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、豚キムチ、カリフラワーの甘酢あえ、かきたま汁です。韓国の食卓に欠かせないのがキムチです。各家庭にキムチ専用の冷蔵庫があり、白菜をはじめ、季節の野菜や山菜でキムチが作られ、毎日食卓にのぼります。食事では、箸とスプーンを使いますが、日本と違って器を持ち上げるのはマナー違反なのだそうです。ごはんや汁物は器をテーブルに置いたままスプーンで食べます。国によっていろいろなマナーがあって面白いですね。

1月28日(木)

2021年1月28日 12時38分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鰤の照り焼き、ゆず風味あえ、のっぺい汁です。「ブリ」は、成長に従って呼び名が4回も変わる縁起のよい出世魚です。お正月の年取り魚として、静岡県より西はブリで、静岡県より東ではサケが食べられるそうです。ブリとは、80㎝くらいの大型に成長したものを呼び、それより小さい60㎝くらいのものをハマチ、ハマチより小さいものはヤズと呼びます。今の時期のブリは、「寒ブリ」と呼ばれ、脂が乗って一番おいしくなり、栄養も豊富です。ブリは、刺身やしゃぶしゃぶ、照り焼きやブリのアラを大根と一緒に煮るブリ大根など、いろいろな料理があります。皆さんはどんなブリの料理が好きですか。ブリには、体によい脂が含まれていて、頭の働きをよくしてくれたり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を予防してくれたりする働きがあります。

1月27日(水)

2021年1月27日 13時04分

 今日の給食は、コッペパン、牛乳、鶏肉の竜田揚げ、ほうれん草とえのきのサラダ、ポークシチューです。汚れが付いていなくても、手には目に見えない細菌やウイルスが付いていることがあります。手に付いた細菌やウイルスが体の中に入ると、風邪やインフルエンザ、食中毒などの病気にかかってしまうかもしれません。手を洗えば、細菌やウイルスを洗い流すことができます。手は石鹸を使って丁寧に洗い、石鹸が残らないように水できれいにすすぎましょう。特に汚れが残りやすい部分は、指先や爪、指の間、親指の周り、手のしわ、手首などです。手はこまめに洗うことが大切です。食事をする前、料理を作ったり配ったりする前、トイレの後、外から帰ってきた時、動物や虫、汚れているものを触った時、咳やくしゃみをして手で口を押さえた時、などです。しっかり手を洗うことで、自分や周りの人を病気などから守ることができるのです。

1月26日(火)

2021年1月26日 12時50分

 今日の給食は、七穀ごはん、牛乳、じゃこ天入りカレー、根菜サラダ、福神漬けです。皆さんは、ハスの花を知っていますか。薄い桃色をした花で、池や沼で育つ植物です。このハスの花や葉がつく茎が、水の下の土の中で大きく太ってできたものがれんこんです。れんこんは、3月から4月に浅い沼にれんこんを植えると、親、子、孫れんこんとそれぞれがどんどん伸びて、全長8mくらいになります。では、長いれんこんは、どのようにして泥の中から掘り出すのでしょうか。いったん水を抜いた状態にした泥の中を専用の鍬で丁寧に掘り起こす方法と水田の水はそのままにして、泥の中にホースで勢いよく水圧を加えて泥を飛び散らせ、れんこんを浮かび上がらせる水圧掘りという方法があります。どちらの方法も、付け根から丁寧に掘り取るのは重労働で、大変な作業です。感謝していただきたいですね。

1月25日(月)

2021年1月25日 12時46分

 今日の給食は、親子丼、牛乳、大豆といりこの揚げ煮、ぽんかんです。1月24日から30日までは、「全国学校給食週間」です。学校給食は、明治22年に山形県鶴岡市の忠愛小学校で、お弁当を持って来られない子どもたちのために、おにぎりと魚、漬物を用意したのが始まりです。その後、第二次世界大戦で中断され、昭和21年に再開されました。当時は戦争の影響で食べ物が不足し、子どもたちの栄養補給が大切な給食の役割でした。昭和50年代に入るとご飯給食が導入され、献立もバラエティー豊かになりました。「全国学校給食週間」は、当時の気持ちを忘れず感謝するとともに、学校給食の意味や役割について考えるための一週間です。学校給食の役割をあらためて考えてみる一週間にしたいものです。

1月22日(金)

2021年1月22日 12時39分

 今日の給食は、ビビンバ(麦ごはん、ひき肉、ナムル)、鯛入り中華スープです。なぜ、朝ごはんを食べるのでしょうか。1年で最も寒い時期を迎えて、朝起きるのが辛いという人も多いと思いますが、寒さに負けない体をつくるためには、朝ごはんがとても大切です。朝ごはんは、眠っていた脳や体、お腹を目覚めさせるスイッチを入れる役割があります。朝ごはんを食べると、体中に栄養がいきわたって、眠っている間に下がっていた体温が上がり、一日を元気に活動するための準備ができます。朝ごはんを準備する時は、赤、黄、緑の仲間の食べ物を意識して、バランスよく食べましょう。

1月21日(木)

2021年1月21日 12時35分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、揚げブリのゆずレモン醤油、ごまあえ、鶏すき焼き風煮です。こんにゃくは、サトイモ科のこんにゃく芋から作られます。こんにゃく芋の生産量第一位は群馬県です。こんにゃく芋の90%が群馬県で作られています。こんにゃくは、ほとんどが水分ですが、グルコマンナンという食物繊維が含まれています。このグルコマンナンは、大腸で水分を吸収して膨らみ、大腸を刺激し、いらないものを体の外に出してくれます。お腹の中をきれいにそうじしてくれるのです。他にも、歯や骨を強くするカルシウムも含まれていますよ。また、こんにゃくは、ぷりぷりとした歯ごたえが特徴的ですね。よく噛んで食べることで、食べ過ぎも防いでくれます。しっかり噛んで食べましょう。