3月17日(水)
2021年3月17日 13時03分今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛の磯辺揚げ、アーモンドあえ、のっぺい汁です。のっぺい汁は島根県津和野地方から伝わったとされ、岩手県、新潟県、栃木県、奈良県など各地の郷土料理としても食べられています。人の集まる行事の時によく作られます。作り方はだしをとり、鶏肉、里芋、にんじん、大根、しいたけ、こんにゃくなどを煮込み、しょうゆや塩で味を調え、最後にとろみをつけることが多いです。具材は地域によって様々ですが、共通して里芋を使うのが特徴です。
今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛の磯辺揚げ、アーモンドあえ、のっぺい汁です。のっぺい汁は島根県津和野地方から伝わったとされ、岩手県、新潟県、栃木県、奈良県など各地の郷土料理としても食べられています。人の集まる行事の時によく作られます。作り方はだしをとり、鶏肉、里芋、にんじん、大根、しいたけ、こんにゃくなどを煮込み、しょうゆや塩で味を調え、最後にとろみをつけることが多いです。具材は地域によって様々ですが、共通して里芋を使うのが特徴です。
今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉の唐揚げ、ツナ昆布あえ、じゃこボールのみそ汁です。えのきたけは、びんに菌糸を植え付ける「接種」という作業をしてから、約50日で収穫できます。芽が出て、2~3㎝になると、横に広がらないように筒状のものをかぶせて、頭が出るくらいまで成長したら収穫します。天然のえのきたけは、エノキや柿などの枯れ木や切り株に生え、茶色でかさが大きいのが特徴です。この天然のえのきたけとかけ合わせた「ブラウンえのき」も栽培されています。えのきたけは、きのこの中でも特に疲労回復に効果のあるビタミンB1がたくさん含まれています。今日は高光地区で獲れたえのきたけをみそ汁に入れました。地元で栽培されたえのきたけを味わって食べてください。
今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛の塩焼き、酢の物、沢煮椀です。マダイはお祝い事には欠かせない縁起のよい魚です。七福神の中で、漁業や商売の神様である恵比寿さんが釣り上げて、脇に抱えているのも鯛ですね。「めでたい」という言葉から、鯛がお祝いの食材として使われることや、マダイの赤い色や堂々とした姿、淡白なうま味などの評価を受けて「魚の王様」と言われているのでしょう。魚にはおいしい時期があり、それを旬と言います。マダイに旬は冬から春にかけてです。特に、卵を産む前の春のマダイは「桜ダイ」と呼ばれ、一番おいしいと言われています。マダイは愛媛県の県魚で、宇和島市は鯛の養殖がとても盛んですね。今日は鯛を塩焼きにしました。遊子地区で獲れた鯛を味わってください。
今日の給食は、ごはん、牛乳、きびなごのごま揚げ、ポテトサラダ、けんちん汁です。日本で獲れる昆布の90%以上は、北海道のものです。江戸時代後期に、漢方薬として当時の中国に船で輸出されました。その船が富山県や沖縄県などに立ち寄ったことで、昆布は日本全国で食べられるようになりました。種類も多く、マコンブ、ホソメコンブ、リシリコンブ、ミツイシコンブなどがあります。昆布漁は、漁師が小さい船に乗り、長い竿のような道具を使って巻き付けて獲ります。収穫した昆布は太陽の下で干すことでうまみが増し、料理やだしに使われます。今日のけんちん汁は昆布とかつお節でだしをとりました。だしの風味を味わって食べてください。
今日の給食は、もち麦ごはん、牛乳、あぶ玉丼、じゃこあえです。今日のじゃこあえに使っている「ちりめんじゃこ」の「ちりめん」とはちぢれた絹織物のことです。では、「じゃこ」とは何を意味しているでしょうか。じゃことは、小魚のことを意味する「雑魚(ざこ)」がなまった言葉です。カタクチイワシやマイワシなど、イワシの子どもは白く透明なので、「しらす」と呼び、ちりめんじゃこに使われます。しらすを塩水で煮詰めて、冷ましたものを太陽の下で干したり、機械で乾燥させたものが「ちりめんじゃこ」です。主に関西ではしっかり乾燥されたものが食べられ、関東では「しらす干し」という少し水分を残した柔らかいものが多く食べられています。小魚のカルシウムがたっぷりとれる海の恵みを味わっていただきましょう。
今日の給食は、丸型コッペパン、牛乳、ポテトコロッケ、フレンチサラダ、肉団子のトマト煮、ウスターソース小袋です。キャベツはアクがなく、甘味があり、様々な料理に使えます。加熱するとかさが減り、たくさん食べられますが、水溶性のビタミンCやビタミンUをとるには、生で食べるのがおすすめです。また、芯にも栄養があるので薄切りにしたり、細かく刻んだりして使いましょう。季節によって春キャベツと冬キャベツがあります。春キャベツは葉がみずみずしく、やわらかいのが特徴です。軽くて巻きは緩めです。サラダなど生で食べるのに向いています。冬キャベツは、葉が厚く、巻きはかためで形は平たいものが多い特徴があります。甘味があり、煮込み料理に向いています。
今日の給食は、ごはん、牛乳、和風きんぴら包焼き、ブロッコリーのごまあえ、ほうれん草のみそ汁です。日本人の主食である米のたんぱく質には、リジンというアミノ酸が不足しています。一方で、大豆のたんぱく質にはそのリジンが多く含まれるので、大豆と米を一緒に食べることで、足りない部分を補い合ってくれます。昔から食べられてきたごはんとみそ汁の組み合わせは、栄養面でも相性のよい食べ方だったのです。大豆は煮る、煎る、砕く、しぼる、発酵させるなど、さまざまな加工をして食べられてきました。大豆の代表的な加工食品には、豆乳や豆腐、納豆、みそ、しょうゆ、煎り大豆やきな粉、油などがあります。変身上手な大豆をいろいろな食品で食べましょう。
今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛の中華あんかけ、ビーフンスープ、でこぽんです。今日は「食育の日」「がんばろう宇和島~鯛の日~」献立です。今日は揚げた鯛と野菜たっぷりの中華あんを合わせました。ビーフンは、粘りの少ない米の粉から作る麺の一つです。麺というと、小麦粉から作られているものが多いのですが、米の粉から作られる麺は中国や東南アジアで多く使われています。中国のビーフンやタイのクイティアオなどがあります。ビーフンは、米を粉状にして水を加えて練ってのり状にします。これを穴から押し出してゆで、冷まして蒸してから乾燥したものです。ビーフンは水に漬けてから料理に使いましょう。今日はスープに入れましたが、サラダや炒め物にも使われます。
今日の給食は、麦ごはん、牛乳、まめまめキーマカレー、大根と白菜のサラダです。今日のまめまめキーマカレーには、黄大豆、青大豆、手亡豆、金時豆、ひよこ豆を使いました。黄大豆は加工用にも使われ、体をつくるもとになるたんぱく質、脂質、ビタミンB群、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、食物繊維などを含んでいます。金時豆や手亡豆は「いんげん豆」の一種です。いんげん豆は種類が多く、世界中で栽培されています。ひよこ豆はひよこのような形をしていて、ガルバンゾーとも呼ばれています。豆はそのまま料理に使える水煮やレトルト食品も多くあります。これらの製品は手軽に使えるので、食事に取り入れて、豆の摂取量を増やしましょう。
今日の給食は、ごはん、牛乳、焼きギョーザ、春雨サラダ、わかめスープです。今日のスープには、わかめが入っています。わかめの根元の部分は、めかぶと言います。海藻には根っこがないので、わかめの下の方の短いひだになっている部分のことです。めかぶはぬめり成分が多く、ゆでて刻むとねばりのある食感が楽しめます。わかめやめかぶは海の中や収穫した後は茶色っぽい色をしていますが、ゆでるときれいな緑色に変わります。11月頃に芽が出て、長さが2~3mになった柔らかいものを3~5月に収穫します。今が旬のわかめを食べてくださいね。