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3月17日(木)

2022年3月17日 14時52分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、あぶたま丼(具)、ナッツごぼう、のり酢あえです。皆さんは、「食休み」という言葉を聞いたことがありますか。食事の後、少しの間、静かに休むことを「食休み」と言います。食べ終わった後は、体の血液が胃に集まってきて、食べ物の消化や吸収を助けます。このときに体を激しく動かすと、胃がびっくりしてしまって、食べ物の消化がうまくできなくなります。すると、お腹が痛くなったり、気持ち悪くなったりすることがあります。食事の後は、少しゆっくりして、胃を落ち着かせることも大切です。給食から掃除までには、短い時間しかありませんが、少しでもゆっくりと過ごすように心がけましょう。

3月16日(水)

2022年3月16日 12時33分

 ごはん、牛乳、油淋鶏、ナムル、わかめスープです。ユーリンチーは、中国の料理で「揚げ鳥の甘酢ネギソース」とも呼びます。鶏のから揚げに、刻んだ白ねぎと、酢としょうゆのタレを合わせてかけた料理です。中華料理は、料理の名前の漢字を見ると、どんな食材をどんな風に料理をしたのかが分かります。今日の「ユーリンチー」の「ユーリン」は、油を回しかけて揚げるという意味で、「チー」は、実際には「ジー」に近く発音し、「鶏」を意味します。「鶏を油で揚げた料理」、すなわち「鶏のから揚げ」です。もともとは、切った鶏肉ではなく、まるまる一羽を油で揚げる料理でした。大きな肉の塊は油から、はみ出てしまうため、肉に油をかけながら調理をします。

3月15日(火)

2022年3月15日 13時08分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鰆の西京焼き、菜の花あえ、高野豆腐の卵とじです。菜の花は、春に黄色い花を咲かせるきれいな花野菜です。1月~3月が旬なので、今がおいしい時期です。ほろ苦く、茎が柔らかいのが特徴です。また、栄養も豊富で、骨をじょうぶにするカルシウムやお腹の調子を整えてくれるビタミンなどがたくさん入っています。主に関東地方で栽培されています。江戸時代までは、種から菜種油をとるために栽培されていましたが、明治時代に入って食べるものとして栽培されるようになったそうです。

3月14日(月)

2022年3月14日 12時38分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、ささみカツ、バンサンスー、チンゲン菜とコーンのスープです。今日の給食のスープに使われているチンゲン菜は、日本で一番多く使われている中国野菜で、1970年代に中国からやってきた中国野菜です。茎も柔らかく、味にクセがないので、いろいろな料理に利用できるので、日本に定着しました。日本でもチンゲン菜はたくさん作られていて、春と秋の気候が穏やかな時期に旬を迎え、全国でたくさん出回ります。葉の緑色が濃く、大きい一株でビタミンAとCは、1日の必要量の半分以上を摂ることができます。カルシウムや鉄分も豊富に含まれていて、栄養価の高い野菜です。シャキシャキとした歯触りが特徴で、丸く成長しないタイプの白菜の仲間です。根元の丸みを帯びた形が、白菜に似ています。

3月11日(金)

2022年3月11日 12時33分

 今日の給食は、麦ごはん、牛乳、鯖の塩焼き、しそひじきあえ、じゃが芋のみそ汁です。胃は一日中休む間もなく働いています。また、いったん傷んだ胃は、治療にとても時間がかかります。胃は活動をやめることができないからです。胃や腸は、わたしたちの生命を維持するために、一日でも休むわけにはいかないのです。胃を元気に働かせるために、食事や間食は規則正しく食べるようにし、また、よく噛んで食べましょう。

3月10日(木)

2022年3月10日 12時36分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、すき焼き、いりこの磯香揚げ、酢の物です。すき焼きは、寒い時期に家庭でもよく作られる鍋料理の一つです。すき焼きは、初めは牛肉を農家にある道具の一つの「すき」の上で焼いたことから、「すき焼き」と言われるようになりました。肉を食べることが許されなかった「明治時代」以前に付けられた名前だそうです。すき焼きは、体をつくるもとになる豚肉や豆腐、体の調子を整える野菜がたくさんとれる料理です。

3月9日(水)

2022年3月9日 12時38分

 今日の給食は、ココアパン、牛乳、ひじきの和風スパゲティ、えびグラタン、ブロッコリーのサラダです。グラタンには、フランス語で「鍋に張りついたおこげ」という意味があります。もともとは、食材を加熱する時に焼きすぎて焦げ目がついてしまったのが、グラタンの始まりだと言われています。マカロニやマッシュルームとソースをからませて、熱に強いお皿に入れて、チーズとパン粉をふりかけて、お皿ごとオーブンで焼きます。日本では、グラタンと言うと、クリーミーなベシャメルソースで表面を焦がした料理のことを言いますが、本場のフランスでは、焦げ目をつけたデザートも「グラタン」と呼ぶそうです。

3月8日(火)

2022年3月8日 13時02分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、豚肉レモンソース、アーモンドあえ、魚そうめんです。魚そうめんについてのお話です。京都は海から遠く、昔は夏の暑い時期、新鮮な魚が手に入りませんでした。そんな中、「鱧」という魚は、生命力が強く、練り上げて「かまぼこ」にして食べました。明治時代になって、新しく作られたかまぼこが、「魚そうめん」です。そうめんのような形をした練り物で、鱈、鱧などの白身魚のすり身に、でん粉、卵の白身、調味料などを混ぜ、これを細長い形にして加熱するとでき上がります。ツルツルとのどごしがよく、フワッと魚のいい風味が口いっぱいに広がります。京都で人気の料理の一つです。味わって食べてください。

3月7日(月)

2022年3月7日 12時56分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、マーボー豆腐、焼きぎょうざ、中華あえです。ぎょうざは、今から2600年ほど前に中国で生まれた料理だと言われています。中国の遺跡では、お墓の中から亡くなった人といっしょにお棺の中に入れる品物として埋められたぎょうざが見つかっているそうです。日本には、戦争の時に中国にいた日本人が、帰国してきてから広まった料理だそうです。本場中国では、12月31日に大晦日に家族みんなでぎょうざを手作りして、たくさんゆでてにぎやかに食べるのだそうです。ぎょうざは、焼いて食べる「焼きぎょうざ」だけでなく、油で揚げる「揚げギョウザ」や、ゆでてたれを付けて食べる「水ぎょうざ」、スープに入れる「スープぎょうざ」などがあります。

3月4日(金)

2022年3月7日 12時46分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、厚焼き卵、切干大根のあえ物、がんもと野菜の炊き合わせです。がんもどきの主な材料は、豆腐です。がんもどきの「がん」は「鴈」のことで、「もどき」は「何々のような」という意味です。「鴈」は冬に日本にやってくる渡り鳥で、とてもおいしいそうです。その味を畑の肉と言われる大豆からできた「豆腐」で再現されました。肉を食べられない精進料理の工夫です。今日は、たくさんの野菜といっしょに煮て作られたおかずの中に入っています。どの食材が「がんもどき」なのか、探してみてくださいね。