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1月27日(木)

2022年1月27日 12時39分

 今日の給食は、もち麦ごはん、他人丼(具)、かみかみあえ、ぽんかんです。ぽんかんは12月頃から収穫が始まり、1月から2月にかけて出荷されます。愛媛県が生産量日本一で、宇和島産のものが多く出回っています。ぽんかんは皮がむきやすく、果汁は少なめですが、甘味が強くて人気があります。「かんぺい」や「でこぽん」は、ぽんかんと他の種類のかんきつをかけ合わせて作られた品種です。みかんなどの畑は斜めになっている土地が多く、農家の皆さんは作業が大変です。でも、斜めの土地は水はけがよく、日当たりがいいため甘くておいしいみかんが育つのだそうです。農家の皆さんに感謝して食べたいですね。

1月26日(水)

2022年1月26日 12時34分

 今日の給食は、ごはん、アンサンブルエッグ、ブロッコリーとハムのサラダ、鶏肉と大豆のクリーム煮です。ブロッコリーは、地中海生まれの野菜で、日本で付けられた名前は「緑化野菜」で花のつぼみを食べることから付いた名前です。花は菜の花に似ていて、キャベツやかぶ、白菜、小松菜などと同じアブラナ科の仲間です。ブロッコリーも紫色のものや茎の長いものもよく見かけるようになりました。紫ブロッコリーはアントシアニンという紫色の色素が多いのですが、ゆでると緑色に変わります。栄養面では、ビタミンCが野菜の中でずば抜けていて、70~80g食べると、1日の必要量をとれるほどです。今日のサラダには20gのブロッコリーが入っています。風邪を引かないために、毎日でも食べたい野菜ですね。

 

1月25日(火)

2022年1月25日 13時02分

 今日の給食は、ごはん、せんざんき、じゃこサラダ、包丁汁です。1月24日は「給食記念日」で、1月24日から30日までは、「全国学校給食週間」です。この給食週間をとおして「食べること」について考えてほしいと思います。毎日食べている給食や給食時間の過ごし方、食べ物に命をいただいていること、食材を作ってくださる方など給食にかかわる人々への感謝、わたしたちの体を健康に保つためには、「食事」が大切であることなどについて考えてみましょう。先生やお家の人に子どもの頃に好きだった給食を聞いてみるのもいいですね。

1月24日(月)

2022年1月24日 12時51分

 今日の給食は、七穀ごはん、鰤の照り焼き、カリフラワーの甘酢あえ、鶏肉と根菜のみそ汁です。今日は「ブリ照りの日」です。ブリは冬が旬の魚で、この時期のブリは脂が乗っています。宇和島のおいしいブリを照り焼きにして、市内の小中学生の皆さんに味わってもらおうと、毎年、全国学校給食週間中に実施しています。宇和島で昭和36年から始まったブリ類の養殖は、昭和53年から平成25年度まで長年にわたり生産量日本一でした。愛媛県を代表する果物であるみかんなどの皮や果汁を混ぜたえさを使って養殖した「みかんブリ」も開発されています。地元のブリを味わってくださいね。

1月21日(金)

2022年1月21日 12時36分

 今日の給食は、ごはん、鶏肉の甘酢あん、れんこんとひじきのサラダ、白菜のスープです。れんこんは穴がたくさん開いていることから、「見通しがよい」という意味でおせち料理の定番の食材として使われています。栄養面では、芋などと同じでんぷんが多いのですが、病気になりにくくする働きのあるビタミンCも多く、100gあたりで比べると、みかんの1.5倍も含まれています。他にも、余分な塩分などを体から出してくれるカリウムや疲れをとるビタミンB1、お腹の調子を整える食物繊維も多く、栄養満点の食材です。熊本名物の「からしれんこん」が、江戸時代に殿さまのスタミナをつける食事として生まれたという説がうなずけますね。

1月20日(木)

2022年1月20日 12時37分

 今日の給食は、ごはん、ホキの塩麹焼き、ほうれん草とえのきのサラダ、おくずかけです。おくずかけは、宮城県の郷土料理で、野菜や豆腐、油揚げ、豆麩などをだし汁で煮込み、でんぷんでとろみをつけ、冷めにくいように工夫された郷土料理です。昔はくず粉を使っていたので、そう呼ばれています。お彼岸やお盆など人がたくさん集まる時に作られるそうです。本来はそうめんのような「うーめん」という9㎝ほどの長さの細い麺を使いますが、給食では伸びてしまうので、魚のすりみで作った魚そうめんを使いました。

1月19日(水)

2022年1月19日 12時37分

 今日の給食は、麦ごはん、まめまめキーマカレー、ごぼうサラダ、ヨーグルトです。ごぼうは秋から冬にかけて収穫し、貯蔵したものが1年中出回ります。3~8月頃の新ごぼうはやわらかくて香りがよく、11~2月頃のごぼうは香りはもちろん、うまみも増します。太さが10㎝以上もある千葉の「大浦ごぼう」、根の長い東京の「滝野川ごぼう」、中が空洞になっている京都の「堀川ごぼう」など地域によって特性がある野菜です。1000年前に中国から薬草として伝わりました。ごぼうの皮には独特の香りやうまみがあります。皮はこそげすぎないようにして、水にさらす時間も短くして、なるべく早く加熱調理することがごぼう料理のポイントです。

1月18日(火)

2022年1月18日 13時02分

 今日の給食は、五目炊き込みご飯、いかの磯辺揚げ、ゆず風味和え、高野豆腐の卵とじです。いかは世界中にたくさんの種類がいます。大きさが2mを超すダイオウイカや10㎝に満たないホタルイカなど、大きさも様々です。日本の海で獲れるいかは約140種類で、食べられるのはそのうちの約20種類です。固い骨のような「甲」をもつコウイカ、細い透明な甲をもつスルメイカ、ケンサキイカ、ヤリイカ、小さいホタルイカなどがよく出回っています。スルメイカは、マイカとも呼ばれます。スルメに加工されることから、スルメイカという名前になったそうです。今日の磯辺揚げには、アメリカオオアカイカという種類のいかを使っています。

1月17日(月)

2022年1月17日 12時42分

 今日の給食は、ごはん、焼きギョーザ、ナムル、中華スープです。もやしは豆を水洗いした後、温水につけて30℃くらいの暗い所で発芽させた芽の部分です。もやしの「萠」という漢字には、若い芽が伸びること、という意味があります。緑豆、大豆、小豆、ささげなどいろいろな豆のもやしがあります。実は、豆にはほとんど含まれておらず、もやしになることで増える栄養素があります。それは、ビタミンCです。もやしは、和え物やおひたしにする時にゆでてから使いますが、ゆですぎると縮んでしまい、食感が悪くなってしまいます。

1月14日(金)

2022年1月14日 12時45分

 今日の給食は、ごはん、白身魚フライ、マカロニサラダ、豚汁です。日本は海に囲まれていて、川や湖などにも恵まれているため、昔からいろいろな種類の魚介類がとれます。このような環境によって魚食文化が育まれ、多様な魚を生食する、焼く、煮る、干す、加工するなど、様々な方法で食べられています。日本における魚介類の一人一年あたりの消費量は、2001年をピークに減り続けています。しかし、魚介類にはたんぱく質や体によい脂などが含まれています。成長期の皆さんは特に積極的に食べてくださいね。