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9月14日(月)

2020年9月14日 12時42分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、シュウマイ、チャプチェ、中華スープです。日本で一番多くニラを栽培しているのは高知県です。高知県では温暖な気候を利用してニラが作られていて、出荷量・生産量ともに日本一です。ニラの独特な香りは、ニンニクにも含まれる「アリシン」という成分によるものです。アリシンは、疲労回復に役立つビタミンB1の吸収をよくして、その効果を長持ちさせる働きがあります。シュウマイに入っているビタミンB1が豊富な豚肉と中華スープのニラのパワーで午後も元気いっぱいがんばりましょう。

9月10日(木)

2020年9月10日 12時39分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、竹輪のしそ揚げ、ゆず酢和え、いもたきです。「いもたき」は、お月見をしながら外で里芋を炊いて食べる秋の風物詩です。大洲市では、昔から春と秋に「おこもり」というみんなで集まる行事があり、秋には里芋を持ち寄って、肱川でとれる鮎からとっただしで炊いて、河原で食べながら相談事を行っていたことから、みんなで河原でいもたきを食べるようになったそうです。大洲市は肱川の氾濫で流れ出した大量の川砂が溜まって、水はけのいい砂地となり、おいしい里芋がとれるようになりました。田んぼを使って里芋を作るところも多いのですが、砂の上で栽培することによって、身がしまり、とろりとした食感になるそうです。自然の恵みに感謝しながらいただきましょう。

9月9日(水)

2020年9月9日 13時13分

 今日の給食は、キャロットパン、牛乳、なす入りミートスパゲティ、カラフルサラダ、ヨーグルトです。パンは、小麦粉など穀物の粉に、酵母、塩、水などを加えて生地を作り、発酵させた後に焼きます。あんパンやカレーパン、揚げパンは日本で生まれたパンです。今日は、にんじんを甘く煮たものを練り込んだキャロットパンです。皆さんはどんなパンが好きですか。

9月8日(火)

2020年9月8日 12時55分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、ししゃも青のりフライ、レモンあえ、麻婆豆腐です。給食は、主食・主菜・副菜・汁物で成り立っています。これらは、「赤・黄・緑」の3つの食べ物の働きに分けられます。主食は、主にごはんやパン、麺類などで、「熱や力のもとになる」働きがあります。主菜は、主に肉、魚、卵、豆、大豆製品を使ったおかずで、「血や肉、骨になる」働きがあります。副菜は、主に野菜のおかずで、「体の調子を整える」働きがあります。汁物は、この3つの働きに不足する栄養素や水分を補います。栄養バランスがよい食事とは、主食・主菜・副菜・汁物がそろった食事のことです。好き嫌いをしていると、力が出なかったり、体が丈夫にならなかったり、かぜを引きやすくなったりします。それぞれ好き嫌いをしないで食べましょう。

9月4日(金)

2020年9月4日 12時41分

 今日の給食は、しそごはん、牛乳、鯛のカレー揚げ、小松菜のごま和え、けんちん汁です。今日は水産の日献立です。今日は宇和島の鯛をカレー粉と調味料に漬け込み、片栗粉をつけて油で揚げました。鯛は白身の魚で、鮪や鰹などのように高速で泳ぎ続ける赤身の魚と違い、白筋という筋肉が発達していて素早く動いて、敵から逃げることができます。白筋は文字通り筋肉で、赤身よりも硬く、刺身で食べるとシコシコとした歯触りが楽しめます。たんぱく質が豊富で、ビタミンもバランスよく含まれています。特にうまみ成分のイノシン酸を豊富に含み、分解する速度が遅いので、うまみが長持ちするそうです。

9月3日(木)

2020年9月3日 12時39分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、ハンバーグ(ケチャップソース)、大根と枝豆のサラダ、コーンチャウダーです。「チャウダー」は魚介類やベーコン、乳製品と小さめに切った野菜などがたっぷり入っていて、とろみのあるクリームやトマトを入れたものが多く、スープとシチューの中間のような料理です。野菜などの具材を小さく切ることにより、火が早く通るため、加熱時間がシチューよりも短く、手軽に作れます。今日はベーコン、じゃが芋、にんじん、玉ねぎ、ぶなしめじを小さく切り、コーンとみじん切にしたパセリを入れ、牛乳と生クリームを使ったクリーム仕立てのチャウダーにしました。

9月2日(水)

2020年9月2日 13時08分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯖の塩麴焼き、わかめの酢の物、豚汁です。わかめは海の中や収穫した後には茶色っぽい色をしていますが、ゆでるときれいな緑色に変わります。緑色のわかめが売られていたら、それは一度ゆでたものです。わかめはカルシウムや食物繊維を多く含みます。日本で古くから食べられてきた海藻で、味噌汁の具にしたり、今日のような酢の物にしたりと、いろいろな料理に使われています。わかめの下の方のひだの部分を「めかぶ」と言います。めかぶにはぬめり成分が多く、ゆでて細かく刻むと納豆のような粘りのある食感が楽しめます。同じわかめでも食感が違いますね。

9月1日(火)

2020年9月1日 12時53分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、春巻き、ビーフンサラダ、八宝菜です。今日の八宝菜には、きくらげが入っています。きくらげは海のクラゲではなく、きのこの仲間で、倒れた木や枝などに生えます。漢字では「木」と「耳」に似た形をしています。コリコリとした歯ごたえが、海のクラゲに似ていることから、きくらげという名前が付きました。世界中に広く分布していますが、特に中国、台湾、韓国、日本などの東アジアで食べられています。きくらげは、主に乾燥したものが売られていますが、春から秋にかけた旬の時期には生のきくらげも出回ります。

8月31日(月)

2020年8月31日 12時37分

 今日の給食は、麦ごはん、牛乳、まめまめキーママレー、フルーツ白玉です。カレーの食材として欠かせない玉ねぎ、にんにくは同じユリ科の野菜で、この仲間は疲労回復や体力をつけるなど、薬のような力を持っています。約5000年前の古代エジプトでは、玉ねぎやにんにくが、ピラミッドを作る人々の食料として配給されていたそうです。玉ねぎには辛み成分のアリシンが豊富でビタミンB1と合わさると、ビタミンB1と同じ働きをする物質になり、疲れをとってくれます。にんにくにはアリシンの他、たんぱく質も豊富で、その代謝を助けるビタミンB6も多い野菜です。今日のカレーにも玉ねぎとにんにくを使っています。しっかり食べて、残暑を乗り切りましょう。

8月28日(金)

2020年8月28日 12時34分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鶏肉の味噌つけ焼き、ツナ昆布和え、大根のすまし汁です。昆布は冷たい海を好み、日本で食べられている昆布のほとんどは北海道産です。種類もたくさんありますが、「まこんぶ」や「利尻こんぶ」は厚みがあり、うまみ成分が多いので、だし用として使われます。「長こんぶ」のように薄くて早くやわらかく煮えるものは、佃煮や昆布巻きに向いています。「ほそめこんぶ」は今日の和え物に使っているような刻み昆布やおぼろ昆布などに加工されます。昆布のヌルヌルのもとは食物繊維で、コレステロールや糖質の吸収を抑える効果があります。海の恵みをたっぷり吸い込んで育つ海藻は栄養満点で、海の野菜と言われます。