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2月3日(木)

2022年2月3日 12時40分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鰯の梅煮、大豆といりこの揚げ煮、白玉団子汁です。「節分」とは、季節の変わり目の日のことです。冬が終わり、春の始まりとされる「立春」の前の日を、「節分」と言います。今年は、2月3日になります。「節分」の日には、豆まきの行事が行われます。豆まきの行事が行われます。豆まきには、「鬼は外、福は内」と言いながら、炒った大豆は撒きます。これは、悪いことをもたらすとされる「鬼」を追い払い、幸せの「福」を呼び込むためでもあります。「鰯」は、しょうがねぎ、梅干しなどと食べ合わせると血管を丈夫にするEPA、DHAという脂肪酸の酸化を防ぎ、生臭さも和らげてくれます。今日の給食は、皆さんに健康を願って、鰯と大豆を使った献立です。

2月2日(水)

2022年2月2日 12時37分

 今日の給食は、麦ごはん、牛乳、牛乳、中華どんぶり(具)、梅ドレッシングあえです。昔、旧暦のお正月(太陽暦では2月頃)は梅の咲く季節でした。日本では、花と言えば桜を思い浮かべがちですが、梅は桜よりも先に花をつけ、古くから日本文学に数多く登場します。新元号の「令和」のもとになった万葉集のお花見もこの梅の花です。梅の花の色や香りは、美しさの対象として当時の貴族に、もてはやされていました。もちろん桜にも風情はありますが、梅も決して負けてはいません。梅雨の頃にはよい香りのする実もつけます。今日のドレッシングには、愛媛県砥部町で採れた七折小梅と赤じそで作った梅干しペースト状にした梅肉を使っています。

2月1日(火)

2022年2月1日 17時19分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛のごまみそかけ、さきいかの酢の物、かきたま汁です。自分たちで住んでいる地域で採れる農林水産物を「地場産物」と言います。地場産物は生産している人が近くにいるので、「顔が見える」「話ができる」などの良い点があります。また、どうしてこの地域で作られるようになったのかを考えることにより、地域の自然や歴史を知ることができます。他の地域や海外から運ぶよりも早く届くので、新鮮でビタミンなどの栄養素の減りが少なくてすみます。このような身近な「地場産物」を食べることを、「地産地消」と言います。「地域生産・地域消費」を略した言葉です。

1月31日(月)

2022年1月31日 12時43分

 今日の給食は、ごはん、鶏肉のカレー焼き、さつま芋のサラダ、ふわふわスープです。じゃが芋は英語で「ポテト」と言います。さつま芋は「スイートポテト」、里芋は「タロ」、長芋は「ヤム」です。タロイモ、ヤムイモという名前を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。芋は、エネルギーのもとになる炭水化物が多く、食物繊維も豊富です。世界では、主食として食べている国もあります。今日はさつま芋のサラダにしました。焼き芋にする場合は、60~70℃でゆっくり焼くと水分を飛ばすことができ、より甘味が引き出されます。

1月28日(金)

2022年1月28日 12時40分

 今日の給食は、ごはん、鯛のオーロラソース、玉ねぎドレッシングサラダ、冬野菜サラダです。今日は水産の日です。愛媛の県魚でもある鯛を揚げてオーロラソースをかけました。宇和島をはじめとする愛媛県のマダイの養殖は全国の45%を占めています。鯛は縁起の良い魚で、お祝い事には欠かせません。鯛は見た目の赤い色、堂々とした姿、他の魚よりもうまみが長持ちすることから、魚の王様と言われます。冬から春にかけてが鯛の旬です。愛媛を代表する鯛の味を楽しんでくださいね。

1月27日(木)

2022年1月27日 12時39分

 今日の給食は、もち麦ごはん、他人丼(具)、かみかみあえ、ぽんかんです。ぽんかんは12月頃から収穫が始まり、1月から2月にかけて出荷されます。愛媛県が生産量日本一で、宇和島産のものが多く出回っています。ぽんかんは皮がむきやすく、果汁は少なめですが、甘味が強くて人気があります。「かんぺい」や「でこぽん」は、ぽんかんと他の種類のかんきつをかけ合わせて作られた品種です。みかんなどの畑は斜めになっている土地が多く、農家の皆さんは作業が大変です。でも、斜めの土地は水はけがよく、日当たりがいいため甘くておいしいみかんが育つのだそうです。農家の皆さんに感謝して食べたいですね。

1月26日(水)

2022年1月26日 12時34分

 今日の給食は、ごはん、アンサンブルエッグ、ブロッコリーとハムのサラダ、鶏肉と大豆のクリーム煮です。ブロッコリーは、地中海生まれの野菜で、日本で付けられた名前は「緑化野菜」で花のつぼみを食べることから付いた名前です。花は菜の花に似ていて、キャベツやかぶ、白菜、小松菜などと同じアブラナ科の仲間です。ブロッコリーも紫色のものや茎の長いものもよく見かけるようになりました。紫ブロッコリーはアントシアニンという紫色の色素が多いのですが、ゆでると緑色に変わります。栄養面では、ビタミンCが野菜の中でずば抜けていて、70~80g食べると、1日の必要量をとれるほどです。今日のサラダには20gのブロッコリーが入っています。風邪を引かないために、毎日でも食べたい野菜ですね。

 

1月25日(火)

2022年1月25日 13時02分

 今日の給食は、ごはん、せんざんき、じゃこサラダ、包丁汁です。1月24日は「給食記念日」で、1月24日から30日までは、「全国学校給食週間」です。この給食週間をとおして「食べること」について考えてほしいと思います。毎日食べている給食や給食時間の過ごし方、食べ物に命をいただいていること、食材を作ってくださる方など給食にかかわる人々への感謝、わたしたちの体を健康に保つためには、「食事」が大切であることなどについて考えてみましょう。先生やお家の人に子どもの頃に好きだった給食を聞いてみるのもいいですね。

1月24日(月)

2022年1月24日 12時51分

 今日の給食は、七穀ごはん、鰤の照り焼き、カリフラワーの甘酢あえ、鶏肉と根菜のみそ汁です。今日は「ブリ照りの日」です。ブリは冬が旬の魚で、この時期のブリは脂が乗っています。宇和島のおいしいブリを照り焼きにして、市内の小中学生の皆さんに味わってもらおうと、毎年、全国学校給食週間中に実施しています。宇和島で昭和36年から始まったブリ類の養殖は、昭和53年から平成25年度まで長年にわたり生産量日本一でした。愛媛県を代表する果物であるみかんなどの皮や果汁を混ぜたえさを使って養殖した「みかんブリ」も開発されています。地元のブリを味わってくださいね。

1月21日(金)

2022年1月21日 12時36分

 今日の給食は、ごはん、鶏肉の甘酢あん、れんこんとひじきのサラダ、白菜のスープです。れんこんは穴がたくさん開いていることから、「見通しがよい」という意味でおせち料理の定番の食材として使われています。栄養面では、芋などと同じでんぷんが多いのですが、病気になりにくくする働きのあるビタミンCも多く、100gあたりで比べると、みかんの1.5倍も含まれています。他にも、余分な塩分などを体から出してくれるカリウムや疲れをとるビタミンB1、お腹の調子を整える食物繊維も多く、栄養満点の食材です。熊本名物の「からしれんこん」が、江戸時代に殿さまのスタミナをつける食事として生まれたという説がうなずけますね。