12月13日(月)
2021年12月13日 12時31分今日の給食は、ごはん、牛乳、厚揚げの酢豚風、ワンタンスープです。ワンタンスープのワンタンは、中華料理の一つで、皮で豚肉を包み込んだ四角い形のものが一般的です。ワンタンは漢字で書くと、雲を呑むと書きます(雲吞)。中国では、白い雲は良い兆しを表すものとされています。ワンタンは、白い雲のように見えることから、縁起のよい食べ物とされているそうです。
今日の給食は、ごはん、牛乳、厚揚げの酢豚風、ワンタンスープです。ワンタンスープのワンタンは、中華料理の一つで、皮で豚肉を包み込んだ四角い形のものが一般的です。ワンタンは漢字で書くと、雲を呑むと書きます(雲吞)。中国では、白い雲は良い兆しを表すものとされています。ワンタンは、白い雲のように見えることから、縁起のよい食べ物とされているそうです。
今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛南蛮、おひたし、かぶと春菊のみそ汁です。かぶは、今が旬の野菜です。かぶは日本の野菜の中でも昔から食べられていて、春の七草の一つである「すずな」は、かぶのことです。鈴に形が似ていることからそう呼ばれたのでしょう。日本へは、大陸から大根より早く伝わったらしく、奈良時代にはすでに食べられていました。かぶには、風邪を予防するビタミンCがたくさん入っているので、今の季節にぴったりです。また、食感が独特で、漬物やサラダなど冷たくして食べると、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。今日は、みそ汁の中にかぶが入っています。
今日の給食は、ごはん、牛乳、竹輪の磯辺揚げ、ブロッコリーの酢の物、いかと里芋の煮物です。酢は殺菌力に優れていて、ほとんどの病原菌は、酢に浸すと約30分で消えてしまいます。酢飯や酢漬けが保存できるのはそのためです。また、お酢は塩味を和らげ、血液中のコレステロールや脂肪などを減らし、頭の中の血の巡りをよくしてくれます。昔のお膳の中央には、必ず「酢の物」が置いてありました。これは、一番目に付くところに置いて毎日欠かさず摂りましょうという意味があります。今日の給食は、酢をたくさん使った酢の物があります。残さず食べましょう。
今日の給食は、バターパン、牛乳、冬野菜のポトフ、ささみチーズフライ、ごぼうサラダです。「ポトフ」は、フランスの家庭でよく食べられている料理です。「ポトフ」は、「火にかけた鍋」という意味の料理です。肉や野菜など、たくさんの材料を時間をかけて、じっくりコトコト煮込みます。そうすると、お鍋の中でいろいろな材料がいい味を出し合って、とてもおいしくなります。給食の「ポトフ」も時間をかけてじっくり煮込みました。今日のポトフの野菜は、白菜、じゃがいも、ブロッコリー、かぶ、にんじんが入っています。おいしくいただきましょう。
今日の給食は、ごはん、牛乳、マーボー大根、ターサイパオズ、ナムルです。「ターサイパオズ」は、聞き慣れない名前の料理ですね。「パオズ」は中華料理の点心の一つです。点心とは、中華料理の軽食のことを言います。点心の中でも、小麦粉の生地で具を包んで作るものをパオズと言います。パオズの仲間の一番小さいものに小籠包があります。パオズの生地の中に、黒ごま、さつまいも、かぼちゃなどを練り込んで、色付けしているものもあります。中国では、伝統的な料理の一つです。おいしくいただきましょう。
今日の給食は、ごはん、牛乳、シルバーのみりん漬け焼き、千草あえ、のっぺい汁です。シルバーは、「沖ぶり」「銀ひらす」などとも呼ばれ、深海約500mに住む魚です。味や食感はブリによく似た魚で、主に太平洋の南西から南東部、ニュージーランドやオーストラリアで水揚げされます。一年中穫れますが、冬の時季に獲れたものは、脂がのって特においしいです。ニュージーランドやオーストラリアなどの南半球では高級魚だそうです。日本ではあまりなじみのない魚のような感じがしますが、もう数十年前から大量に輸入されている白身の魚です。今日は、給食で初めて登場するシルバーを味わっていただきましょう。
今日の給食は、ごはん、牛乳、キムチ鍋、鯛タッタ、のり酢あえです。のりは、海に沈ませたのり網の中で育てられ、3㎝の芽が2週間たつと、20㎝の長さまで大きくなります。その後収穫されて、工場で焼いたり、味付けをしたりして加工されます。収穫されたときは、まだ少し濃い茶緑色をしていますが、高温で焼き上げて火が通ることによって、黒くてツヤのあるのりになります。高温でしっかりと焼いて水分を飛ばすことによって、乾物として保存のきく食べ物になるのです。パリッとしたおいしい食感はこの時に生まれるのですね。今日は、のり酢あえにたっぷりののりを使っています。味わって食べてください。
今日の給食は、もち麦ごはん、牛乳、鶏肉の南部焼き、チンゲン菜と白菜のおひたし、なめこの赤だしです。今日の給食のおひたしに使われているチンゲン菜は、1970年代に中国からやってきた中国野菜で、日本で一番多く使われています。茎が柔らかく味にクセがないので、いろいろな料理に利用でき日本にも定着しました。日本でもチンゲン菜はたくさん作られていて、春と秋の気候が穏やかな時期に旬を迎え、全国で多く出回ります。葉の緑色が濃く、大きい一株でビタミンAとCは、1日の必要量の半分以上を摂ることができます。カルシウムや鉄分も豊富に含まれていて、栄養価の高い野菜です。シャキシャキした歯ざわりが特徴で、丸く成長しないタイプの白菜の仲間です。根元の丸みを帯びた形が、白菜に似ています。
今日の給食は、いりこ菜めし、牛乳、メンチカツ、オニオンドレッシングサラダ、はだか麦入り野菜スープ、みかんです。みかんの皮には、びっくりパワーがあります。それは、がんこな汚れを落とすことです。みかんの皮は油汚れを落としたり、革製品やフローリングのつや出しをしたり、油性ペンの落書きを消したりすることができます。それは、みかんの皮に含まれる「リモネン」という成分のお陰です。お店で売られている食器用洗剤にも、みかんの成分が使われています。床や机の掃除には、みかんの皮を使うと、環境にやさしい洗剤の代わりになりますね。
今日の給食は、七穀ごはん、牛乳、ポークカレー、フルーツ合わせです。昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。これは、柿は栄養価が高いこと、ちょうど柿の実る頃は気候もよく、体調がよくなるので医者にかからなくてもよいという意味です。ビタミンAやC、カリウム、食物繊維などを多く含んでいて、疲労回復や風邪の予防、老化防止に効果があります。柿には、「甘柿」と「渋柿」があります。中国が原産ですが、日本に伝わって改良され、日本の代表的な果物になりました。日本の原産と言ってもいいほど、古くから食べられていてヨーロッパでも「カキ」という名前で通じるそうです。生でそのまま食べる他に、干し柿、ジャム、ようかん、なます、サラダ、みそ漬け、粕漬けなど食べ方もいろいろあります。柿の生産地は福岡県、奈良県、和歌山県、岐阜県、愛知県、山形県などです。愛媛県内でも、「富有(ふゆう)柿」をはじめ、「太秋(たいしゅう)柿」といった甘柿や「横野(よこの)柿」「刀根(とね)柿」「愛宕(あたご)柿」「富士(ふじ)柿」「太天(たいてん)柿」などの渋柿が栽培されています。