3月10日(木)
2022年3月10日 12時36分今日の給食は、ごはん、牛乳、すき焼き、いりこの磯香揚げ、酢の物です。すき焼きは、寒い時期に家庭でもよく作られる鍋料理の一つです。すき焼きは、初めは牛肉を農家にある道具の一つの「すき」の上で焼いたことから、「すき焼き」と言われるようになりました。肉を食べることが許されなかった「明治時代」以前に付けられた名前だそうです。すき焼きは、体をつくるもとになる豚肉や豆腐、体の調子を整える野菜がたくさんとれる料理です。
今日の給食は、ごはん、牛乳、すき焼き、いりこの磯香揚げ、酢の物です。すき焼きは、寒い時期に家庭でもよく作られる鍋料理の一つです。すき焼きは、初めは牛肉を農家にある道具の一つの「すき」の上で焼いたことから、「すき焼き」と言われるようになりました。肉を食べることが許されなかった「明治時代」以前に付けられた名前だそうです。すき焼きは、体をつくるもとになる豚肉や豆腐、体の調子を整える野菜がたくさんとれる料理です。
今日の給食は、ココアパン、牛乳、ひじきの和風スパゲティ、えびグラタン、ブロッコリーのサラダです。グラタンには、フランス語で「鍋に張りついたおこげ」という意味があります。もともとは、食材を加熱する時に焼きすぎて焦げ目がついてしまったのが、グラタンの始まりだと言われています。マカロニやマッシュルームとソースをからませて、熱に強いお皿に入れて、チーズとパン粉をふりかけて、お皿ごとオーブンで焼きます。日本では、グラタンと言うと、クリーミーなベシャメルソースで表面を焦がした料理のことを言いますが、本場のフランスでは、焦げ目をつけたデザートも「グラタン」と呼ぶそうです。
今日の給食は、ごはん、牛乳、豚肉レモンソース、アーモンドあえ、魚そうめんです。魚そうめんについてのお話です。京都は海から遠く、昔は夏の暑い時期、新鮮な魚が手に入りませんでした。そんな中、「鱧」という魚は、生命力が強く、練り上げて「かまぼこ」にして食べました。明治時代になって、新しく作られたかまぼこが、「魚そうめん」です。そうめんのような形をした練り物で、鱈、鱧などの白身魚のすり身に、でん粉、卵の白身、調味料などを混ぜ、これを細長い形にして加熱するとでき上がります。ツルツルとのどごしがよく、フワッと魚のいい風味が口いっぱいに広がります。京都で人気の料理の一つです。味わって食べてください。
今日の給食は、ごはん、牛乳、マーボー豆腐、焼きぎょうざ、中華あえです。ぎょうざは、今から2600年ほど前に中国で生まれた料理だと言われています。中国の遺跡では、お墓の中から亡くなった人といっしょにお棺の中に入れる品物として埋められたぎょうざが見つかっているそうです。日本には、戦争の時に中国にいた日本人が、帰国してきてから広まった料理だそうです。本場中国では、12月31日に大晦日に家族みんなでぎょうざを手作りして、たくさんゆでてにぎやかに食べるのだそうです。ぎょうざは、焼いて食べる「焼きぎょうざ」だけでなく、油で揚げる「揚げギョウザ」や、ゆでてたれを付けて食べる「水ぎょうざ」、スープに入れる「スープぎょうざ」などがあります。
今日の給食は、ごはん、牛乳、厚焼き卵、切干大根のあえ物、がんもと野菜の炊き合わせです。がんもどきの主な材料は、豆腐です。がんもどきの「がん」は「鴈」のことで、「もどき」は「何々のような」という意味です。「鴈」は冬に日本にやってくる渡り鳥で、とてもおいしいそうです。その味を畑の肉と言われる大豆からできた「豆腐」で再現されました。肉を食べられない精進料理の工夫です。今日は、たくさんの野菜といっしょに煮て作られたおかずの中に入っています。どの食材が「がんもどき」なのか、探してみてくださいね。
今日の給食は、もち麦ごはん、牛乳、ポークシチュー、ミモザサラダ、アーモンドフィッシュです。ミモザとは木のことで、日本名では「アカシア」と言って、春には黄色い花を咲かせます。花言葉は、友情です。小さな黄色いつぶつぶが、房になって咲いているかわいらしい花です。この黄色い花は、炒り卵やゆで卵の黄身をつぶしたり、ほぐしたりした様子がミモザの花に似ているところから、炒り卵が入ったサラダが「ミモザサラダ」と言われています。
今日の給食は、ちらし寿司、牛乳、鯛のカレー揚げ、おひたし、はんぺんのすまし汁、ひなあられです。ひな祭りは桃の節句とも呼ばれ、昔はみんなの健康や幸せを願う行事でした。現在では、女の子の成長を祈るための行事となっています。ひな人形や桃の花を飾り、ひなあられや白酒をお供えします。ひな祭りによく食べられる食べ物に「ちらし寿司」があります。使われているえびやれんこんなどの具材が、長生きや健康を願う縁起のいいものとされてきました。さらに、盛り付ける具材次第でとても華やかになるため、ひな祭りのお祝いにふさわしいとされ、食べられるようになりました。今日は、ひな祭りの行事食です。味わっていただきましょう。
今日の給食は、ごはん、牛乳、みそマヨチキン、チーズサラダ、コンソメスープです。みそは、日本人の食生活には欠かせない調味料です。縄文時代には、どんぐりなどから作ったみそがあったとも言われています。みそには、ガンや生活習慣病を予防する働きがあります。地域によっていろいろな種類のみそがあります。みそは、大豆、麹、塩を混ぜ合わせ、発酵させて作ります。たくさんの種類があり、コクがあって塩分が高めの赤みそや、さっぱりとした甘みのある白みそ、麦で作った麦みそや、大豆だけで作った豆みそなどがあります。昔は、自分の家でみそを作っていたので、いい味を出すために工夫をしていました。それを人に自慢することから「手前みそ」という言葉が生まれました。今日の給食のみそマヨチキンのみそは、白みそを使って作っています。
今日の給食は、ごはん、牛乳、ホキフライ、ごま酢あえ、おでんです。にんじんは、色の濃い野菜の仲間で、「緑黄色野菜」の一つです。にんじんに含まれる代表的な栄養素は、「βカロテン」です。βカロテンは、体の中に入るとビタミンAに変わります。にんじんに含まれるβカロテンは、目にとてもよいとされています。急に暗いところに入ると、物が見えなくなります。でも、しばらくすると暗闇に目が慣れて見えるようになってきます。この時にビタミンAが使われます。ほかに、風邪などから体を守る免疫力を高めたり、皮膚や粘膜を健康に保ったり、ガンを予防するなどの働きがあります。
今日の給食は、ごはん、牛乳、鯖の塩麴焼き、春雨の酢の物、根菜のみそ汁です。骨を成長させるには、カルシウムとビタミンDが必要です。ビタミンDを多く含む食品は、鯖や鮭、秋刀魚などの青魚やきくらげ、エリンギ、しめじ、しいたけなどのきのこ類です。ビタミンDは、太陽の光に適度に当たることで、体の中でつくることができます。骨を丈夫にするために、①運動する、②太陽の光に適度に当たる、③夜は早く寝て、睡眠を十分に摂りましょう。牛乳やヨーグルト、豆腐、納豆、小松菜、小魚、ちりめんじゃこなどのカルシウムを多く含む食品を食べることも忘れないでくださいね。