ブログ

1月20日(木)

2022年1月20日 12時37分

 今日の給食は、ごはん、ホキの塩麹焼き、ほうれん草とえのきのサラダ、おくずかけです。おくずかけは、宮城県の郷土料理で、野菜や豆腐、油揚げ、豆麩などをだし汁で煮込み、でんぷんでとろみをつけ、冷めにくいように工夫された郷土料理です。昔はくず粉を使っていたので、そう呼ばれています。お彼岸やお盆など人がたくさん集まる時に作られるそうです。本来はそうめんのような「うーめん」という9㎝ほどの長さの細い麺を使いますが、給食では伸びてしまうので、魚のすりみで作った魚そうめんを使いました。

1月19日(水)

2022年1月19日 12時37分

 今日の給食は、麦ごはん、まめまめキーマカレー、ごぼうサラダ、ヨーグルトです。ごぼうは秋から冬にかけて収穫し、貯蔵したものが1年中出回ります。3~8月頃の新ごぼうはやわらかくて香りがよく、11~2月頃のごぼうは香りはもちろん、うまみも増します。太さが10㎝以上もある千葉の「大浦ごぼう」、根の長い東京の「滝野川ごぼう」、中が空洞になっている京都の「堀川ごぼう」など地域によって特性がある野菜です。1000年前に中国から薬草として伝わりました。ごぼうの皮には独特の香りやうまみがあります。皮はこそげすぎないようにして、水にさらす時間も短くして、なるべく早く加熱調理することがごぼう料理のポイントです。

1月18日(火)

2022年1月18日 13時02分

 今日の給食は、五目炊き込みご飯、いかの磯辺揚げ、ゆず風味和え、高野豆腐の卵とじです。いかは世界中にたくさんの種類がいます。大きさが2mを超すダイオウイカや10㎝に満たないホタルイカなど、大きさも様々です。日本の海で獲れるいかは約140種類で、食べられるのはそのうちの約20種類です。固い骨のような「甲」をもつコウイカ、細い透明な甲をもつスルメイカ、ケンサキイカ、ヤリイカ、小さいホタルイカなどがよく出回っています。スルメイカは、マイカとも呼ばれます。スルメに加工されることから、スルメイカという名前になったそうです。今日の磯辺揚げには、アメリカオオアカイカという種類のいかを使っています。

1月17日(月)

2022年1月17日 12時42分

 今日の給食は、ごはん、焼きギョーザ、ナムル、中華スープです。もやしは豆を水洗いした後、温水につけて30℃くらいの暗い所で発芽させた芽の部分です。もやしの「萠」という漢字には、若い芽が伸びること、という意味があります。緑豆、大豆、小豆、ささげなどいろいろな豆のもやしがあります。実は、豆にはほとんど含まれておらず、もやしになることで増える栄養素があります。それは、ビタミンCです。もやしは、和え物やおひたしにする時にゆでてから使いますが、ゆですぎると縮んでしまい、食感が悪くなってしまいます。

1月14日(金)

2022年1月14日 12時45分

 今日の給食は、ごはん、白身魚フライ、マカロニサラダ、豚汁です。日本は海に囲まれていて、川や湖などにも恵まれているため、昔からいろいろな種類の魚介類がとれます。このような環境によって魚食文化が育まれ、多様な魚を生食する、焼く、煮る、干す、加工するなど、様々な方法で食べられています。日本における魚介類の一人一年あたりの消費量は、2001年をピークに減り続けています。しかし、魚介類にはたんぱく質や体によい脂などが含まれています。成長期の皆さんは特に積極的に食べてくださいね。

1月13日(木)

2022年1月13日 12時53分

 今日の給食は、ごはん、ビビンバ、キャベツとちくわの和え物、春雨スープです。うずらの卵は、茶色の模様がある小さな卵です。うずらはキジの仲間の渡り鳥で、品種改良して今のように飼育されるようになりました。うずらの卵は鶏の卵に比べて味が濃く、鉄分、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2が多く含まれています。調理の飾りや今日のような汁物の具として入れたり、そばやうどん、とろろに混ぜたりして食べます。

1月12日(水)

2022年1月12日 12時43分

 今日の給食は、バターパン、かぼちゃコロッケ、小松菜サラダ、かぶと肉団子のポトフ、ブルーベリージャムです。かぶは春の七草の一つで、「すずな」と呼ばれます。昔から、かぶや大根は作物が育ちにくい冬の貴重なビタミン源でした。かぶの根の部分はカリウムやビタミンC、食物繊維が多く、でんぷんの消化を助けるジアスターゼという酵素も多く含まれるので、お雑煮の具には相性がピッタリです。かぶの葉の部分は、切って売られているものもありますが、葉や茎の部分にはカロテンやビタミンC、葉酸、カリウム、カルシウム、食物繊維がたっぷり含まれているので、細かく刻んで、ちりめんじゃこと一緒に炒めてふりかけなどに利用するといいですね。今日はかぶをポトフに入れています。

12月23日(木)

2021年12月23日 12時31分

 今日の給食は、麦ごはん、牛乳、親子丼、春雨サラダ、金時豆の甘煮です。金時豆は、日本で作られているインゲン豆の代表的な豆になります。金時豆は主に北海道で作られ、5月から6月にかけて種をまき、7月に花が咲き、9月に金時豆が収穫されます。「金時豆」の金時とは「赤いもの」という意味があります。これは、童話でも有名な金太郎のモデルとなった坂田金時という人が、赤い肌をしていたことから、赤い色をしているインゲン豆に名付けられたと言われています。金時豆には、血や肉をつくるたんぱく質や熱や力のもとになる炭水化物、体の中にある腸の中を掃除してくれる食物繊維が多く含まれています。金時豆は粒の形がよく、味も優れているので、和風や洋風の煮込み料理によく合います。

12月22日(水)

2021年12月22日 12時43分

 今日の給食は、ほうれん草パン、牛乳、白身魚のパン粉焼き、海藻サラダ、白いんげん豆のポタージュです。緑黄色野菜の代表とも言われるほうれん草は、江戸時代に中国から伝わりました。ほうれん草は、冬に育つ野菜です。冬の間に栄養をせっせとためて、春になったら真っ先に茎を伸ばして、花を咲かせたいために、葉を広げてじっとがまんして冬を過ごします。こうして、寒さに耐えて育ったほうれん草は、甘味が増して味もよく、栄養分もたっぷりなのです。しかし、夏と冬では、おいしさはもちろん、栄養価も全く違います。ビタミンCやカロテンは、夏の2~3倍も多いと言われています。このように、収穫時期によって、おいしさや栄養価が違うので、ぜひ旬の時期に、旬の野菜を食べるようにしたいですね。今日は、そのほうれん草が姿を変えてパンの中に入っています。初めて給食で登場するパンですね。

12月21日(火)

2021年12月21日 13時06分

 今日の給食は、バレンシアごはん、牛乳、ローストチキン、カリフラワーサラダ、ミネストローネ、豆乳プリンです。カリフラワーは、キャベツの仲間で、皆さんが食べているのは白くて堅いつぼみです。別名、花野菜、花キャベツとも言います。カリフラワーは、お酢を加えたお湯でゆでると、色が白く仕上がります。塩を加えたお湯でゆでると、柔らかくなります。また、小麦粉を加えたお湯でゆでると、味がよくなります。つまり、お酢と塩と小麦粉を加えたお湯でゆでると、とてもおいしくゆであがるということです。カリフラワー一つで、こんなにもいろいろな方法があるのです。皆さんは知っていましたか。