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12月20日(月)

2021年12月20日 12時44分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、ほたて風味フライ、ゆずあえ、かぼちゃのそぼろ煮です。冬至は、太陽が最も南に向き、昼間の時間が一年中で一番短いです。今年は、12月22日が冬至の日にあたります。この冬至の日を境に、日がだんだん長くなっていきます。しかし、寒さはこれから厳しくなり、本格的な冬になります。昔から冬至には、保存しておいたかぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習があります。今でも、「冬至にかぼちゃを食べると病気にならない」とか「ゆず湯に入ると風邪をひかない」と言われています。夏にできたかぼちゃは、皮が硬いので、冬まで保存ができ、鉄分やビタミンA、ビタミンCがたっぷり含まれています。今日は、冬至にちなんだかぼちゃを使った煮物と、ゆずのしぼり汁が入ったあえ物を献立にしました。

12月17日(金)

2021年12月17日 12時00分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛のバーベキュー風、アーモンドあえ、かきたま汁です。アーモンドは、桜によく似た花が咲き、梅の実のような実を付けます。その果実の中の硬い種の中にある「仁」という柔らかいところを炒ったり揚げたりして食べます。アーモンドの実は自然に落ちてこないので、ツリー・シェイカーという機械で木をゆすって落とします。ほとんどがアメリカやオーストラリアから輸入されたものですが、日本でも小豆島で作られています。アーモンドが日本に伝わったのは江戸時代で、ポルトガル人が持ち込んだのが最初と言われています。健康によい油が豊富に含まれ、血液をサラサラにして血管の病気を防いでくれます。また、生活習慣病やがん予防、肌をきれいにする働きがあるビタミンEやカルシウム、鉄、マグネシウムといったミネラルバランスが優れています。

12月16日(木)

2021年12月16日 12時07分

 今日の給食は、七穀ごはん、牛乳、冬野菜カレー、ブロッコリーとツナのチーズサラダです。「ツナ」は魚の「まぐろ」のことです。まぐろは、生きている限り、泳ぎ続ける魚です。泳ぐことで、口から海流を流し入れ、海水の中の酸素を取り入れて呼吸をします。また、筋肉や骨がしっかりしているので、海水より体が重く、水中で止まると沈んでしまうので、休んでいるときも泳ぎ続けます。ツナは、魚なので体をつくる材料になるたんぱく質という栄養がたくさんあります。

12月15日(水)

2021年12月15日 12時44分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、厚焼き玉子、れんこんのごま酢あえ、五目煮です。「卵」は、人間の体に必要な栄養素をバランスよく含む優れた食品です。脳や神経、全身の細胞をつくるのに必要な資質とたんぱく質、骨格づくりに必要なカルシウムとリンなど、さまざまな栄養素が十分含まれています。卵を割ると。黄身の端についているひも状の白いものを「カラザ」と言います。これは、黄身が卵の中で偏らないようにする役割があります。今日は、栄養満点の卵を使った「厚焼き玉子」をおいしくいただきましょう。

12月14日(火)

2021年12月14日 12時37分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、高野豆腐の卵とじ、かぼちゃひき肉フライ、切干大根とかぶの酢の物です。高野豆腐は、大豆から作られています。大豆から作られている食品は、油揚げや納豆、おからなど他にもたくさんありますね。高野豆腐は、豆腐を凍らせた後、乾燥させたものです。地方によって「凍り豆腐」「凍み豆腐」「こごり豆腐」とも言われています。高野豆腐は保存がきき、豆腐に比べてたんぱく質、脂質、カルシウム、鉄分などがたくさん含まれています。また、乾燥されているため、豆腐の栄養素が凝縮しています。消化がよいので胃腸の弱い人や病気の人の食事によく利用されます。

12月13日(月)

2021年12月13日 12時31分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、厚揚げの酢豚風、ワンタンスープです。ワンタンスープのワンタンは、中華料理の一つで、皮で豚肉を包み込んだ四角い形のものが一般的です。ワンタンは漢字で書くと、雲を呑むと書きます(雲吞)。中国では、白い雲は良い兆しを表すものとされています。ワンタンは、白い雲のように見えることから、縁起のよい食べ物とされているそうです。

12月10日(金)

2021年12月10日 12時34分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鯛南蛮、おひたし、かぶと春菊のみそ汁です。かぶは、今が旬の野菜です。かぶは日本の野菜の中でも昔から食べられていて、春の七草の一つである「すずな」は、かぶのことです。鈴に形が似ていることからそう呼ばれたのでしょう。日本へは、大陸から大根より早く伝わったらしく、奈良時代にはすでに食べられていました。かぶには、風邪を予防するビタミンCがたくさん入っているので、今の季節にぴったりです。また、食感が独特で、漬物やサラダなど冷たくして食べると、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。今日は、みそ汁の中にかぶが入っています。

12月9日(木)

2021年12月9日 12時34分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、竹輪の磯辺揚げ、ブロッコリーの酢の物、いかと里芋の煮物です。酢は殺菌力に優れていて、ほとんどの病原菌は、酢に浸すと約30分で消えてしまいます。酢飯や酢漬けが保存できるのはそのためです。また、お酢は塩味を和らげ、血液中のコレステロールや脂肪などを減らし、頭の中の血の巡りをよくしてくれます。昔のお膳の中央には、必ず「酢の物」が置いてありました。これは、一番目に付くところに置いて毎日欠かさず摂りましょうという意味があります。今日の給食は、酢をたくさん使った酢の物があります。残さず食べましょう。

11月8日(水)

2021年12月8日 15時11分

 今日の給食は、バターパン、牛乳、冬野菜のポトフ、ささみチーズフライ、ごぼうサラダです。「ポトフ」は、フランスの家庭でよく食べられている料理です。「ポトフ」は、「火にかけた鍋」という意味の料理です。肉や野菜など、たくさんの材料を時間をかけて、じっくりコトコト煮込みます。そうすると、お鍋の中でいろいろな材料がいい味を出し合って、とてもおいしくなります。給食の「ポトフ」も時間をかけてじっくり煮込みました。今日のポトフの野菜は、白菜、じゃがいも、ブロッコリー、かぶ、にんじんが入っています。おいしくいただきましょう。

12月7日(火)

2021年12月7日 12時38分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、マーボー大根、ターサイパオズ、ナムルです。「ターサイパオズ」は、聞き慣れない名前の料理ですね。「パオズ」は中華料理の点心の一つです。点心とは、中華料理の軽食のことを言います。点心の中でも、小麦粉の生地で具を包んで作るものをパオズと言います。パオズの仲間の一番小さいものに小籠包があります。パオズの生地の中に、黒ごま、さつまいも、かぼちゃなどを練り込んで、色付けしているものもあります。中国では、伝統的な料理の一つです。おいしくいただきましょう。