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12月6日(月)

2021年12月6日 12時35分

 

 今日の給食は、ごはん、牛乳、シルバーのみりん漬け焼き、千草あえ、のっぺい汁です。シルバーは、「沖ぶり」「銀ひらす」などとも呼ばれ、深海約500mに住む魚です。味や食感はブリによく似た魚で、主に太平洋の南西から南東部、ニュージーランドやオーストラリアで水揚げされます。一年中穫れますが、冬の時季に獲れたものは、脂がのって特においしいです。ニュージーランドやオーストラリアなどの南半球では高級魚だそうです。日本ではあまりなじみのない魚のような感じがしますが、もう数十年前から大量に輸入されている白身の魚です。今日は、給食で初めて登場するシルバーを味わっていただきましょう。

12月3日(金)

2021年12月3日 12時35分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、キムチ鍋、鯛タッタ、のり酢あえです。のりは、海に沈ませたのり網の中で育てられ、3㎝の芽が2週間たつと、20㎝の長さまで大きくなります。その後収穫されて、工場で焼いたり、味付けをしたりして加工されます。収穫されたときは、まだ少し濃い茶緑色をしていますが、高温で焼き上げて火が通ることによって、黒くてツヤのあるのりになります。高温でしっかりと焼いて水分を飛ばすことによって、乾物として保存のきく食べ物になるのです。パリッとしたおいしい食感はこの時に生まれるのですね。今日は、のり酢あえにたっぷりののりを使っています。味わって食べてください。

12月2日(木)

2021年12月2日 12時51分

 今日の給食は、もち麦ごはん、牛乳、鶏肉の南部焼き、チンゲン菜と白菜のおひたし、なめこの赤だしです。今日の給食のおひたしに使われているチンゲン菜は、1970年代に中国からやってきた中国野菜で、日本で一番多く使われています。茎が柔らかく味にクセがないので、いろいろな料理に利用でき日本にも定着しました。日本でもチンゲン菜はたくさん作られていて、春と秋の気候が穏やかな時期に旬を迎え、全国で多く出回ります。葉の緑色が濃く、大きい一株でビタミンAとCは、1日の必要量の半分以上を摂ることができます。カルシウムや鉄分も豊富に含まれていて、栄養価の高い野菜です。シャキシャキした歯ざわりが特徴で、丸く成長しないタイプの白菜の仲間です。根元の丸みを帯びた形が、白菜に似ています。 

 

 

12月1日(水)

2021年12月1日 12時40分

 今日の給食は、いりこ菜めし、牛乳、メンチカツ、オニオンドレッシングサラダ、はだか麦入り野菜スープ、みかんです。みかんの皮には、びっくりパワーがあります。それは、がんこな汚れを落とすことです。みかんの皮は油汚れを落としたり、革製品やフローリングのつや出しをしたり、油性ペンの落書きを消したりすることができます。それは、みかんの皮に含まれる「リモネン」という成分のお陰です。お店で売られている食器用洗剤にも、みかんの成分が使われています。床や机の掃除には、みかんの皮を使うと、環境にやさしい洗剤の代わりになりますね。

11月30日(火)

2021年11月30日 12時32分

 今日の給食は、七穀ごはん、牛乳、ポークカレー、フルーツ合わせです。昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。これは、柿は栄養価が高いこと、ちょうど柿の実る頃は気候もよく、体調がよくなるので医者にかからなくてもよいという意味です。ビタミンAやC、カリウム、食物繊維などを多く含んでいて、疲労回復や風邪の予防、老化防止に効果があります。柿には、「甘柿」と「渋柿」があります。中国が原産ですが、日本に伝わって改良され、日本の代表的な果物になりました。日本の原産と言ってもいいほど、古くから食べられていてヨーロッパでも「カキ」という名前で通じるそうです。生でそのまま食べる他に、干し柿、ジャム、ようかん、なます、サラダ、みそ漬け、粕漬けなど食べ方もいろいろあります。柿の生産地は福岡県、奈良県、和歌山県、岐阜県、愛知県、山形県などです。愛媛県内でも、「富有(ふゆう)柿」をはじめ、「太秋(たいしゅう)柿」といった甘柿や「横野(よこの)柿」「刀根(とね)柿」「愛宕(あたご)柿」「富士(ふじ)柿」「太天(たいてん)柿」などの渋柿が栽培されています。

11月29日(月)

2021年11月29日 12時59分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、かぼちゃのコロッケ、コールスロー、根菜と鶏団子のスープ煮です。レモンは、インド北部が原産のかんきつ類です。アメリカ、イタリア、スペインなどで多く栽培されていて、日本には、アメリカのカリフォルニアからたくさん輸入されています。国内では温かく温暖な瀬戸内の島で栽培されていて、10月から11月に収穫されます。生産量は、広島県が全国1位です。レモンは、体の調子を整え、免疫力を高めてくれるビタミンCを多く含んでいます。さらにレモンのさわやかな香りには、気分をリラックスさせてくれる効果もあります。また、お菓子や紅茶の香りづけに使ったり、皮を甘く煮たマーマレードなどにも変身します。今日は、コールスローのドレッシングの中に入れています。    

11月26日(金)

2021年11月26日 13時04分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、エビのチリソース、中華風コーンスープ、大学芋です。日本人が食べているエビは、伊勢エビの仲間が約15種類、車エビの仲間は約40種類、甘エビの仲間は約9種類だそうです。1961年にエビの輸入が解禁され、それ以来、年々輸入量が増え、1973年には日本は、世界一のエビ輸入国になりました。1994年には、年間30万トンものエビが世界から日本の食卓に届いていたそうです。世界で一番大きいエビは、「アメリカンロブスター」です。ロブスターの中には、100年以上生きるものもいるそうです。フランス語では「オマール」、ドイツ語では「フマー」と言います。はさみがハンマーのように見えることからだそうです。エビは、天ぷらやフライ、グラタン、刺身や寿司などいろいろな料理に使われます。今日の給食は、エビを油で揚げて、砂糖やしょうゆ、トマトピューレ、チリソースと一緒に炒めました。

11月25日(木)

2021年11月25日 13時00分

 今日の給食は、きのこごはん、牛乳、鯛の塩焼き、春雨の酢の物、豚汁です。最近は季節に関係なく、建物の中でもきのこが栽培されていますが、自然のきのこは、秋が旬の食べ物です。皆さんは、「きのこ」と聞いて、どんな名前が思い浮かびますか。しいたけ、まいたけ、エリンギ、マッシュルーム、まつたけ、なめこ、トリュフなど、きのこにはたくさんの種類があり、それぞれに独特の香りや旨味の成分が多いので、料理の味を引き立てる役割をしてくれます。さらに、おなかの調子を整える「食物繊維」やカルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にする「ビタミンD」という栄養素も多く含まれています。今日のきのこごはんには、えのきたけ、しめじ、干ししいたけの3種類のきのこが入っています。

11月19日(金)

2021年11月19日 16時03分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鰯のしょうが煮、きんぴられんこん、けんちん汁、みかんです。11月24日は、1・1・2・4でいい日本食という語呂合わせで「和食の日」です。「和食」が日本人の伝統的な食文化として、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。「和食」とは、日本で昔から食べられてきた料理や食文化のことです。ごはんを主食に、汁物やおかずを組み合わせた献立が基本です。いろいろな食材を使うので、栄養バランスがよく、健康的な食生活を支えています。今日の給食は、ごはんを主食とした和食の献立です。今日もおいしくいただきましょう。

11月18日(木)

2021年11月18日 14時40分

  

 今日の給食は、もち麦ごはん、牛乳、ビビンバ(ひき肉、ナムル)、中華スープです。秋はきのこ類がおいしい季節です。生のしいたけを太陽の光や機械の熱で乾燥させた「干ししいたけ」は、料理の出汁の材料として、また鍋や煮物やスープの材料として便利なきのこです。しいたけは、太陽の光に当てると、ビタミンDが増えます。このビタミンDは、カルシウムの吸収をよくして、骨の成長を助ける働きがあるので、成長期の皆さんはしっかり食べてほしい食品の一つです。他には、食物繊維が多く含まれるので、お腹の調子を整えたり、血液をサラサラにしたり、動脈硬化や高血圧などの病気を防ぐ効果もあります。