4月13日(火)
2021年4月13日 13時07分今日の給食は、ごはん、牛乳、八宝菜、卵とレタスの中華スープ、プリンです。今日は、卵のお話です。ニワトリが人間に飼われ始めたのは、紀元前2000年以前と言われ、とても古いつきあいです。日本では、「古事記」という本にニワトリのことが書かれています。初めはペットや時間を知らせる目的で飼われていたようです。その後一部の貴族の間で卵を食べていたそうですが、奈良時代に禁止され、室町時代に日本に来た宣教師たちによって、カステラやマルボーロなどのお菓子が伝えられたそうです。江戸時代には、幕府の許可により一般の人々の生活に入ってきました。明治時代になるといろいろな品種のニワトリが外国から輸入され、養殖がさかんになりました。そのころは卵が貴重品で、病気の人のお見舞いに持って行くほどで値段も高かったそうです。今では養鶏場でたくさんの卵ができ、値段も安くなり、誰もが毎日のように食べられるようになっています。