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1月18日(月)

2021年1月18日 12時44分

 今日の給食は、ごはん、牛乳、鮭の野菜あんかけ、くるみあえ、豆腐と湯葉のすまし汁です。皆さんは、「湯葉」を知っていますか。まず、一晩水に浸した大豆と水を一緒にすりつぶしたドロドロの「呉」というものを作ります。呉には、細かく砕いた大豆の残りの「おから」も混ざっているので、次にその呉を網や布などで濾して除いて白い液体の豆乳を作ります。豆乳に「にがり」を入れて固めたものが「豆腐」です。豆乳を平たい鍋に入れて沸かし、表面にできた膜を竹串などですくい上げたものが「生湯葉」で、乾燥させたものが「干し湯葉」です。豆腐や湯葉は鎌倉時代に中国から伝わったと言われています。江戸時代には、豆腐を桶に入れて肩に担いだ豆腐売りの商人がいたそうです。湯葉も江戸時代に出回っていたそうです。豆腐も湯葉も大豆からできていて、血や肉になるたんぱく質が多い食品です。今日は昆布と花かつおで出汁をとったすまし汁にしました。味わって食べてみてください。