人権・同和教育参観日がありました。 その2
2022年9月27日 14時01分途中の休み時間、移動時間をはさんで3校時は各学年2組の授業公開でした。
以下、学級名 教科等 主題・単元 ねらいおよびコメントの順で示しています。
1の2 学活 ことばのちから
・言葉の持つ力に気付き、みんなが温かい気持ちになれる言葉を使っていこうとする態度を育てる。言われて嬉しかった言葉(ふわふわ言葉)やその逆の言葉等について意欲的に発表をしていました。
2の2 道徳 きいろいベンチ
・みんなが使うものを大切にし,約束や決まりを守ろうとする態度を育てる。先日体育館で紙飛行機を飛ばした経験を基に、主人公二人が紙飛行機を飛ばした時の気持ちを考えていました。
3の2 道徳 ぬれた本
・正直に真心を持って行動し,明るく生活しようとする心情を育てる。アメリカの大統領となったリンカーンが家のために働かなければならなくなったが勉強もしたいという場面での気持ちを考えていました。
4の2 道徳 花さき山
・やさしさやおもいやりについて考え、友達やクラスのために行動しようとする心情を育てる。花崎山の花が咲くのはどんな時か、ペアでの短時間の話合いを設け、相談しながら考えていました。
5の2 道徳 これって「けんり」?これって「ぎむ」?
・権利と義務の関係について理解し、集団生活を送る上で自他の権利を尊重し合い、自分の義務を進んで果たそうとする意欲を育てる。一人一人の大事なことは何か、自由に移動して考えが異なる人がペアとなり、話し合っているところでした。
6の2 学活 シゴト・ジブン発見
・社会生活にはいろいろな役割(仕事)があることを知り、自分らしく生きていこうとする態度を育てる。仕事のカードを分類し、グループで発表をしていました。先生は考古学者にもなってみたかったそうです。
体育館では子ども会の活動の様子が素敵な掲示物で紹介してありました。
授業の後は体育館で講演会がありました。天神小学校の校長先生にご講演をいただきました。
「例えば厄年」は過去の歴史を振り返ると時代によっていつであるかというのは全く異なっており、現在の男性は42歳、女性は33歳などというのは全く根拠がない。しかし、疑問を持ちながらもそういった「迷信」を気にしてしてしまう意識が差別の温床になってしまうこと。自然災害や人間に必ず訪れる死が「穢れ」という意識、偏見に繋がり、そこから差別が生まれたこと。龍心太鼓はいわれのない差別に憤る若者の、差別解消への熱い思いから生まれたことなどを分かりやすく説明していただきました。
講演の最後にはドラゴンハートスの児童による熱い思いのこもったガイヤの演奏もしてもらいました。
これからもプラスの言葉と行動を大切に、和霊小学校の人権・同和教育を推進していきたいと思います。御講演、ありがとうございました。